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2020年05月12日
宮の森日記●綿毛の季節

何でもよく識っているTVのコメンテーターの方々が、どうしてある特定の分野に限っては的外れな話をされるのだろう?……と、若い頃は本当に不思議に思っていました。
例えば鉄道とか、絵画とか、プロレスとか、プロ野球(※パ・リーグ)とか……。
いま思えば、要は私自身がその分野を識っているか、識らないか……だったんですね。
自分が識らない分野であれば、声高に語られれば「そうなんだ……」と思ってしまう。
でも、多少なりとも識っている分野となると「いや、それは違うぞ!」とすぐに気づいてしまう。
逆に言えば、もっともらしく聞こえる他の分野の話でも「まぁ、そういうものなんだな」と思っておいた方が良いのかも知れません。
自戒を込めて言えば……。
「自分よりもずっと詳しい人が見ているはず」と常々心の隅に留めておくことが大切なんだと思います。
絵を描く時でも、文章を書く時でも、もちろん普段の人間関係でも。
でないと、生半可な知ったかぶりは、後々自分が恥をかくことになります。
こういう時期だからこそ、まずは自分自身が気をつけないと……。
買い物に出かけたら、道端のタンポポが綿毛になり始めていました。
家に籠っているうちに、どんどん季節が進んでしまいそうでちょっと焦ります。
----おしらせ----
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【札幌の水彩色鉛筆画家】 ~イラストレーター鈴木周作~

Posted by イラストレーター鈴木周作 at 23:55
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