【札幌の水彩色鉛筆画家】 ~イラストレーター鈴木周作~ › 宮の森日記〜日々の出来事〜 › 宮の森日記●黄昏の手稲山
2020年04月30日
宮の森日記●黄昏の手稲山

若い頃から無駄に旅を重ねてきて唯一良かったことといえば、「どうにもならないことへの耐性」がちょっとだけ身についたことかも知れません。
事故とか、荒天とか、遅延や運休・欠航とか……。
そういう記憶を思い返すと、今のこの時期、「誰々が悪い!」とか「いつ収束するんだ!?」とか声を荒げている人の姿が、「いいから早く発車させろや!」と現場の車掌さんに食ってかかる野暮なクレーマーと重なって見えてしまいます。
逆に「車掌さんも大変ですねぇ。お疲れさまです!」の一言で場の空気が和んだり、列車が大幅に遅れたおかげで思いがけぬ車窓風景に出会えたりとか……。
今の時期に大切なのも、要はそういうことなんでしょうね。
品のない言葉に触れても気分が悪くなるだけで何も得るものはありませんから、まずは自分自身がそういうものから遠ざかることでしょう。
なので朝の情報番組と、国会中継だけは今は観ないように気を付けようと思います。
いよいよ外出がままならぬ状況ですが、窓から見える手稲山にはいつも癒されます。
本当は飛行機と絡めて撮りたい風景ですが、残念ながらもっとずっと高いところを飛んでいってしまいます。
----おしらせ----
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【札幌の水彩色鉛筆画家】 ~イラストレーター鈴木周作~

Posted by イラストレーター鈴木周作 at 23:55
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