【札幌の水彩色鉛筆画家】 ~イラストレーター鈴木周作~ › 宮の森日記〜日々の出来事〜 › 宮の森日記●画狂老人卍
2018年04月04日
宮の森日記●画狂老人卍

「画狂老人卍」こと葛飾北斎の生活ぶりがTVで紹介されていました。
布団をかぶったまま、ひたすら四つん這いで絵を描き続けて、疲れたらそのまま眠ってしまうんだとか。
絵を描くこと以外には全く無頓着な人だったんですね。
私も真似してみようかな?…などと言ったらカミサンにブン殴られて終わりそうですが、ひとつのことにそれだけ没頭できる集中力があったからこそ、あれほどの才能が開花したのかな?とも思います。
でも、「やりたいことだけをやって生きていたんだ…」と言ってしまうと、少しニュアンスが違うんじゃないかな?と。
もちろん勝手な想像ですが、むしろ焦燥感に駆られて必死に描き続けていたんじゃないかという気もします。
傍から見ると、「絵を描くこと」=「趣味」=「やりたいこと、楽しいこと」…みたいなイメージでどうしても捉えられてしまうものですが、いやいや、そういう単純なものじゃないんだよな…と、こういう話に触れるたびに、何かモヤモヤとしたもどかしさをいつも感じてしまいます。
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Posted by イラストレーター鈴木周作 at 23:55
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