【札幌の水彩色鉛筆画家】 ~イラストレーター鈴木周作~ › 宮の森日記〜日々の出来事〜 › 宮の森日記●「道民の翼」20周年
2018年03月28日
宮の森日記●「道民の翼」20周年

HAC(北海道エアシステム)就航20周年セレモニーが催されると訊いて丘珠空港まで行ってきました。
2階の出発ロビーが会場ということもあって、誰でも自由に近寄って見ることのできる距離の近さが嬉しくなります。
奇しくも社長さんのコメントの中にも「家庭的」という言葉がありましたが、地域に根差した小さな航空会社さんらしい、ささやかながらも温かなセレモニーでした。

お酒は全く飲めないくせに、鶴丸の枡に釣られてついつい振る舞い酒に手を伸ばしてしまいました。
ちょっと口を付けた程度ですが、既に足元が危ない感じです(笑)。
本日のメインイベント、11時20分・釧路行き2863便出発時の記念放水を見届けたら、ターミナルビルのレストランで少し休むことにします。

で、私は1便後、14時45分の2865便で釧路まで…。
HACのSAAB340Bにはもう何度も乗っていますが、最前列1C席は初めてだったと思います。
この角度で見ると、視界の邪魔というよりも、むしろエンジンそのものがカッコイイですね!

どういうわけか、私が釧路便に乗るのは視界が利かない曇天の日が多かったのですが、逆に言えば、まだまだ知らない風景に出会う楽しみがたくさん残っているということでもあります。
ふと気がつくと、すぐ真下に音更町の十勝牧場が広がっていてちょっと感動してしまいました。

今回は海側ではなく内陸側からのアプローチでした。
着陸前、いかにも鉄道線路っぽい一条の筋に気づいて「もしや!?」と思ったら案の定、調べてみるとあれが今はサイクリングロードになっている雄別鉄道の廃線跡だったようです。

もう少し青空が広がってくれたら…などというのは贅沢でしょう。
HAC20周年の節目の日を、私なりにもう充分に楽しませて頂きました。
地元にこういう素敵な航空会社さんがあることに感謝しつつ、これからも修行を重ねて、飛行機の絵をたくさん描いていきたいと思っています。
----おしらせ----
【作品掲載】季刊『スロウ』2018冬号2/25より発売!>>詳細はこちら
【水彩色鉛筆画講座】NHK文化センター札幌教室 4月期受講生募集中!>>詳細はこちら
【水彩色鉛筆画講座】NHK文化センター新さっぽろ教室 4月期受講生募集中!>>詳細はこちら
Posted by イラストレーター鈴木周作 at 23:55
│宮の森日記〜日々の出来事〜