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2018年02月25日
宮の森日記●3年ぶりの左義長まつり

そういえば最後に来た時には、まだ福井口駅の古い木造駅舎も健在だったのを思い出します。
自分自身も含めて、たった3年の間に本当に色々なことが変わってしまいましたが、それでもこの街や地域との御縁が変わらず続いているのは本当にありがたいことだと思います。
色々あって昨年、一昨年は訪れることができなかった福井・勝山の左義長まつり。
やっと戻ってこれたんだなぁ…と思うとつい涙腺が緩みそうになってしまいます。

今回は勉強のつもりで、えちぜん鉄道さんの左義長見学ツアーに参加させて頂くことにしました。
ボランティアガイドさんの解説や左義長囃子の実演、それに市内の料亭「魚精」さんでの昼食までついて3,500円也(※えちてつサポーターズクラブ会員価格)。
左義長の歴史や櫓の見どころなど、実を言えば私自身も初耳の話が沢山あって大変参考になりました。
やっぱり一度はこういうツアーに参加しておくのも悪くありませんね。

更にはツアー参加者のみの特典として、櫓の上の見学まで用意されていたのにはビックリです!
こんな神聖な場所に入ってしまって良いのだろうか?…と一瞬躊躇しましたが、滅多にない機会なので、やはり勉強のつもりで少しだけ覘かせて頂くことにしました。
ちなみに太鼓の上に座っている人は行儀が悪いわけではなく、これが左義長の正しいスタイル。
ボランティアガイドさんのお話によれば、太鼓の音が大きくなり過ぎないよう抑える意味合いもあるのだそうです。

ツアー解散後は自由行動。
せっかくなので、左義長櫓のある12地区すべてを回ってみることにしました。
一口に櫓と言っても、有形文化財に指定された百数十年前のものから比較的新しいものまで、形や装飾もさまざまで見比べてみると興味は尽きません。
こういうことに気付けたのも、左義長ツアーで伺ったうんちく講座のおかげですね。
中心街からは少し離れますが、芳野地区の櫓の近くに並べられた数百個?の「左義長雪だるま」も圧巻でした!

「八助」さんのおろし蕎麦も久しぶりに頂きました♪

夜になるとまた違った趣です。

一日じゅう歩き回ってさすがに足は疲れましたが、今までよりももう少しだけ深いところで、左義長の魅力に触れられたような気がします。
左義長そのものに限らず、この地域の風景を描き続けていく上で、今日の経験はきっと後々活きてくるだろうと思います。
どんど焼きを見届けたら、最終一本前の電車に乗って福井市内に戻ります。
----おしらせ----
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Posted by イラストレーター鈴木周作 at 23:55
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