【札幌の水彩色鉛筆画家】 ~イラストレーター鈴木周作~ › 宮の森日記〜日々の出来事〜 › 宮の森日記●タブー
2017年07月16日
宮の森日記●タブー

むしろ「タブー」というのは、無駄に人を傷つけない、不愉快にさせない為の大切な心遣いじゃないのかな?…と時々考えることがあります。
もちろん、人生を賭けて巨悪に挑むような場面ならまた話は別でしょうが、少なくとも、仲間内での軽いお喋りの中で果敢にタブーに挑まれても迷惑なだけ。
タブーを気にせず、思ったことを素直に言える…というのは、勇気があるというよりも、ただ単に自制心がないだけのような気もします。
そういう意味では、よく言われる「政治」「宗教」、それに「贔屓の野球チーム」云々というのは、なるほど確かに…と納得してしまいます。
とある会の定例の集まりに顔を出したものの、ある会員のあまりに下品な物言いに、どうしても我慢できなくなって途中で席を立ってしまいました。
会の在り様が変わってしまったのか、それとも私が頑固になってしまったのか…?
いずれにしても立場も価値観も異なる会員同士、以前はまだお互いに一定の配慮があったものが、いつのまにか声の大きな一部の人の「言いたい放題」の会になってしまったようです。
価値観の異なる人とも仲良くさせて頂きたいけれど、でも、価値観の異なる人を「バカ!」と呼んで憚らない人とはやっぱり無理…。
何より、こういうところで無駄にストレスを抱えて、一番大切な創作活動にまでつまらぬ悪影響を及ぼしたくはありません。
残念ですがそろそろ潮時、しばらく距離を置くしかないのかな…と心に決めたら、少しだけ心のモヤモヤが晴れたような気がします。
----おしらせ----
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Posted by イラストレーター鈴木周作 at 23:55
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