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2017年03月27日

宮の森日記【出張編】●3/27(月)えちぜん鉄道

宮の森日記【出張編】●3/27(月)えちぜん鉄道
 原画展は終わりましたが、せっかく福井まで来たからには自分の取材もしていかないと…。
 今日一日、えちぜん鉄道沿線を歩き回って春の風景を探してみることにします。

宮の森日記【出張編】●3/27(月)えちぜん鉄道
 午前中は三国芦原線で新型低床車両「ki-bo」を追いかけて、午後からは勝山永平寺線方面へ。
 終点・勝山駅の裏手の山に少しだけ登ってみたら、瓦屋根の街並の向こうに残雪の山々と恐竜博物館が見えました。
 手前の駐車場がちょっとうるさい感じですが、工夫次第では面白い絵になりそうです。

宮の森日記【出張編】●3/27(月)えちぜん鉄道
 この場所から、こんな綺麗に山が見えるとは今まで気付きませんでした。
 まさに灯台下暗し…。
 とりわけこういう遠景の山々は、季節や時間、天候によっても見え方がまるで違ってしまいますから、とにかく何度も足を運んで、さまざまな条件下で眺めてみないといけませんね。

宮の森日記【出張編】●3/27(月)えちぜん鉄道
 「ネタ切れになりませんか?」と原画展のお客様からも訊ねられましたが、とんでもない、まだまだ描き切れていない風景が一杯です。
 その上、駅や電車の姿なども訪れるたびに何かしら変わっていくものですから、題材が尽きることなどまずないでしょう。
 「追いかければ追いかけるほど、師匠の背中が遠くなってしまう…」と言っていたのは、連続テレビ小説「ちりとてちん」の主人公、落語家修行中の徒然亭若狭だったか、それとも兄弟子の徒然亭草々だったか…?
 いずれにせよ、私にとっての福井でのお仕事も、ある意味そんな感じかも知れませんね。


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Posted by イラストレーター鈴木周作 at 23:55 │宮の森日記〜日々の出来事〜

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