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2017年02月06日
宮の森日記【出張編】●2/6(月)女満別から東京へ

網走6時41分発、朝一番の釧網本線は昨日の折り返しの「ルパン列車」でした。
北浜駅のこの風情には、むしろ銭形警部のほうがお似合いですね(笑)。

北浜の朝の風景を小一時間ほど眺めてから、網走駅前の宿に戻ってしばし休憩。
チェックアウトの10時を過ぎたら再び北浜駅に向かうことにします。
なんとなく勿体ないような動き方ですが、さすがに駅舎内の喫茶「停車場」さんがオープンする11時まで、暖房もない待合室で3~4時間も待ち続けるのは辛いので…。
ともかく列車本数の極端に少ない釧網本線で、丁度良く網走に戻れる列車があっただけでも有難いと思うべきでしょう。
網走発10時56分発の臨時列車「流氷物語号」。
今冬デビューのこの新しい観光列車に乗っておくのも今回の目的のひとつです。

観光列車といっても車両自体は普通のディーゼルカーですが、車窓風景のアナウンスなどを担当するボランティアガイドさんが乗務されていました。
ちょっとしたことですが、こういう「人がいること」の安心感は結構大きいのかな?とも思います。
車窓に広がるオホーツク海に目を凝らすと、沖のほうには流氷観光砕氷船「おーろら」と、うっすらとですが流氷の白い帯も見えました。

再び戻ってきた北浜駅では、釧網本線を応援する活動をされている地元の方とお会いしてきました。
お名前とご活躍は前々から存じ上げていた方ですが、有難いことに先方も私の作品は随分前から知っていて下さったようで、ようやく直接の接点が持てたのはお互いにとって嬉しいことでした。
いずれ作品などを通じて、私も何かお手伝いさせて頂く機会があればと思っています。

昨日は「オーチャードグラス」さんのハンバーグ、今日は「停車場」さんの「停車場ランチ」…。
気がつけば2日連続のハンバーグです(笑)。

今回も女満別空港からそのまま東京に向かいます。
本音を言えば、札幌まで5時間超の特急列車はいささか憂鬱なので、これからも網走方面の行き帰りは、できるだけ別件と絡めて東京経由にしてしまおうかと真面目に考えているところです。

仙台上空を過ぎてしばらくすると、昨年暮れに移設復旧されたばかりのJR常磐線・相馬~浜吉田間の真新しい高架橋がはっきりと見えました。

強風のせいか少々スリリングなランディングでしたが、夕方前には無事、羽田空港に到着しました。
エア・ドゥ便の発着はいつもの第2ターミナルですが、郵便局に寄る用事があったので無料連絡バスで第1ターミナルへ。
ついでに屋上の送迎デッキに出てみると、向こうに見える国際線ターミナルの先にちょうど夕日が沈むところでした。
----おしらせ----
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Posted by イラストレーター鈴木周作 at 23:55
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