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2016年12月15日
宮の森日記【出張編】●12/15(木)オホーツクから東京湾へ

朝一番の列車で北浜駅に行ってみると、喫茶「停車場」さんの入口には「都合により17時閉店」と書かれた昨日のメモが貼られていました。
とりあえず、事情が分かっただけでもひと安心です。
あとひと月少々で流氷に埋め尽くされるであろう目の前のオホーツク海は、今はただ大きな波が何度も何度も押し寄せてくるばかりでした。

昨日の「オーチャードグラス」さんと共に、私が絵を始めたばかりの頃からずっと応援して下さっていたのがこの「停車場」さんで…という話は、多分もう何度も書かせて頂いているので今更申し上げるまでもないでしょう。
ともかく網走を発つ前に、マスターにきちんとご挨拶できただけでも来た甲斐がありました。
「こっちに来れない位、忙しかったんだろ?良かったなぁ!」と、積年の不義理をむしろ喜んで下さったのもオーチャードのマスターと全く一緒で、昔と変わらぬ屈託のない笑顔になぜか救われたような気がしました。

ここからだと札幌に行くよりも、むしろ羽田に行くほうが近いんですね!
網走からの復路はJRではなく、今回初めて女満別からの飛行機でそのまま東京に向かってみることにしました。
旅費や旅程、接続の便…等々、まずは一度試してみて、うまくいけば今後は東京出張の行き帰りに絡めたほうが道東方面に行きやすくなるんじゃないか?と、冗談でも皮肉でもなく、ちょっと真面目に考えているところです。
網走駅前から女満別空港行きのバスに乗ると、奇しくも途中で札幌からの特急列車がすれ違っていきました。

初めての女満別空港、素晴らしい天気に恵まれました♪

とりわけ初めて乗る路線では、「今どこを飛んでいるのだろう?」と必死に地上の目印を探してしまうものですが、帯広上空だけはすぐにそれと分かりました。
この先、日高山脈を越えて、苫小牧の手前あたりからは新千歳便と同じようなルートを飛んでいくようです。

朝陽を見たのはオホーツク海、夕陽を見るのは東京湾…。
昔から飛行機を使っている方々にとっては別段驚く話でもないのでしょうが、根っからの汽車旅派だった私にはどうにも信じられない反則技みたいな距離感覚です(笑)。
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Posted by イラストレーター鈴木周作 at 23:55
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