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2016年05月01日
宮の森日記●恐怖のドライブ・美唄編

すっかり休日の恒例行事になってしまったカミサンの習熟運転。
今回は自己最長の遠出に挑戦です!

どこか行きたいところはないか?と訊かれたので、前々から興味のあった美唄鉄道の廃線跡まで行ってもらうことにしました。
クルマがないとなかなか行けそうになく、いつかは行ってみたいと思いながらもずっと躊躇していた場所です。
ドイツ製の勾配用機関車を範に国内メーカーで製造されたという蒸気機関車。
写真で見た時にはもっと巨大な印象だったのですが、目の当たりにしてみると思いのほか小柄で、しかし寸分の隙も無いような引き締まった逞しさに改めて惚れ惚れしてしまいました。
どことなく十数年前、新婚旅行のオーストリア・チロルで乗ったツィラータール鉄道の蒸気機関車のようにも見えたのは、ドイツの流れを汲むスタイルからか、それとも新緑まぶしい風景のせいでしょうか?

午後になると雲が広がってきました。
美唄川に沿って山道を上り、昔の炭鉱跡を目指します。
そういえば、樹々の葉が生い茂る前のほうが廃線跡は見つけやすいと訊いたことがありますが、なるほど確かに、一目でそれと分かる美唄鉄道の線路敷がずっと道路の傍に見え続けていました。

かつての美唄炭鉱跡。
いくつかの象徴的な構造物は今も姿を留めてはいるものの、この一帯に巨大な炭鉱施設があったとは信じ難いような閑散とした風景です。

復路は高速道路に挑戦…!?
若葉マークで慎重に走っていると容赦なくバンバン追い抜かれ、助手席に座っているだけでもスリル満点です(汗)。
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Posted by イラストレーター鈴木周作 at 23:55
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