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2016年01月28日
宮の森日記【出張編】●1/28(木)神戸から帰札の途に

昨夜の宿は先月と同じ天王寺駅前のホテルでした。
目が覚めてカーテンを開けると、東京ではもう見られない懐かしい色の電車たちが窓の下を行き交っていました。

天王寺駅前から阪堺電車に乗って、いよいよ明後日限りで廃止の住吉公園電停へ。
平日の早朝ながら、さすがに電車も駅も大変な賑わいでした。

神戸より先、山陽本線まで足を踏み入れるのは多分7~8年ぶり位でしょうか?
それ以前にも何度か通ったことはありましたが、いずれも寝台特急だったので、こうして車窓風景を眺めるのは実は初めてです。
明石海峡大橋を横目に新快速で加古川へ。


加古川、粟生と乗り換えて、北条鉄道の終点・北条町まで往復してきました。
1時間に1本ほど、1両編成のディーゼルカーが往復するだけの静かなローカル線ですが、それだけに昔懐かしい木造駅舎や沿線風景がまだまだ随所に残っていて、とりわけ駅舎内が手作りパン工房になっている法華口駅などは、一昨日寄らせて頂いたえちぜん鉄道・勝山駅の「えち鉄カフェ」さんや、JR釧網本線・北浜駅の「停車場」さんにも似た雰囲気があって親近感が沸く鉄道でした。
やっぱり駅に「人」がいるのはそれだけで有意義なことなんですね。

粟生からの帰りはJRではなく、神戸電鉄に乗ってみることにしました。
大都市近郊の通勤路線…といった先入観があったのですが、実際に乗ってみると、田園風景あり、峠越えありのなかなか面白い路線で、加えてどことなく昭和っぽい電車の顔つきが私好みで結構気に入ってしまいました。
今回はあくまで移動目的での乗車でしたが、今度はもう少し時間を取って再訪してみようと思います。

夕方、神戸空港から帰札の途に。
小さな空港だけに構内での移動も少なく、ほとんど在来線から新幹線に乗り換える程度の感覚で搭乗口まで辿り着いてしまいました。
地上交通の便利さなども含めて、これからは福井取材の行き帰りには神戸便利用も悪くないかな?と思い始めているところです。
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Posted by イラストレーター鈴木周作 at 23:55
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