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2015年03月15日
宮の森日記●最後の大役

昨日札幌に到着した下り「北斗星」定期最終列車のうち、JR東日本所属の7~11号車と電源車が、回送列車として東京へと戻っていきました。
その最後尾にはもう1両、拙著『「北斗星」乗車456回目の記録』でも触れさせて頂いた、JR北海道所属の唯一最後の電源車も連結されていました。
突発的なアクシデントを除いては、ここ数年、全く使われる事の無かった車両ですが、いま東京・尾久の車両基地に残っているJR北海道所属の寝台車たちを引き受けて札幌まで連れて戻ってくるという、いよいよ最後の大役を担うことになったようです。
他の客車たちと比べると、一目で分かるほど色褪せた痛々しい姿でしたが、現役時代さながらに、力強い発電エンジンの唸りと赤いテールランプの光を残して走り去っていく後ろ姿を見送っていたら急に涙が出そうになりました。
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【札幌の水彩色鉛筆画家】 ~イラストレーター鈴木周作~
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Posted by イラストレーター鈴木周作 at 23:55
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