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2015年03月09日
宮の森日記【出張編】●3/9(月)「はくたか」で帰札の途に

午前中、えちぜん鉄道さんの本社にお邪魔して、先月末まで勝山駅の「えち鉄カフェ」さんで展示して頂いていたカレンダー原画を受け取ってきました。
うち何枚かは昨秋、制作途中の状態で札幌を発って、福井に向かう新幹線の車中で仕上げてお届けした作品もありますから、随分長い旅を終えてようやく我が家に落ち着けるということになります。
我が子を連れ帰るような安堵感と、もうしばらく皆さんの目に触れるところに置いておきたかった気持ちがが入り混じって、ちょっと感慨深い思いで福井口を後にしました。

午後の特急列車で福井を離れ、金沢からは特急「はくたか」で越後湯沢へ。
往路は既に夜でしたから、今日はいよいよ最後となる「はくたか」の車窓風景をしっかり瞼に焼き付けておこうと思います。

越後湯沢はまだまだ雪の中でした。
この駅を通る機会ももう殆ど無くなってしまいそうです。

越後湯沢から乗った新幹線が上野に着く少し前、尾久の車両基地で発車準備を整えている「北斗星」の明かりが見えました。
上野駅では遠巻きに入線風景を一目だけ眺めてから、羽田空港へと向かうことにします。

東京は結構激しい雨でした。
搭乗予定のエア・ドゥ最終便は20分遅延とのアナウンス。
新千歳到着後の最終電車には間に合わないかも知れませんが…ともかく今回も福井駅前・柴田神社の交通安全御守の御加護を信じるしかありません。
それでも、雨の夜の空港風景はなかなか幻想的で、この風景が見られただけでも収穫だったかな?とも思います。

遅めの夕食は、先ほど上野駅で買ってきた期間限定「ありがとう寝台特急北斗星弁当」。
お馴染みの食堂車メニューが少しずつ詰められたこのお弁当を、こうして空の上で頂くというのも今回限りの想い出です。
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Posted by イラストレーター鈴木周作 at 23:55
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