【札幌の水彩色鉛筆画家】 ~イラストレーター鈴木周作~ › 宮の森日記〜日々の出来事〜 › 宮の森日記●伝える側の意図
2013年12月09日
宮の森日記●伝える側の意図

伝える側が「意図」を持ってしまうのは危険なのかな?と思います。
何かを伝えよう、訴えようとの想いが強過ぎると、結果的に表現や構成が恣意的になって、そのバランスの悪さばかりが目についてしまいそうな気がします。
例えば、描かなくて良いものを無理矢理描き込んでしまったり、ある部分だけは緻密に描写しているのに別の部分は散漫になったり…。
自戒を込めて言うなら、観る人に自分の想い、解釈、価値観を伝えることよりも、観る人が自由に感じ、自由に解釈できるような「素材」を提供するのが自分の仕事。
たとえ私のような純粋に楽しんで頂く為の絵であっても、表現者として肝に銘じておかねばと思います。
雪が積もりそうでなかなか積もってくれない札幌です。
そろそろ冬景色の新しい絵に挑戦したいのですが…今週後半の雪予報に期待するとしましょう。
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【札幌の水彩色鉛筆画家】 ~イラストレーター鈴木周作~
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Posted by イラストレーター鈴木周作 at 23:55
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