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2013年05月20日
宮の森日記【出張編】●5/20(月)三国祭

ひと月ぶりの福井滞在。
本題の取材の前に福井鉄道も見ておくつもりで、昨晩はいつもの福井駅前の定宿ではなく電車通りのホテルを取っておいたのですが、結局早朝からえちぜん鉄道沿線に向かうことになってしまい福井鉄道はお預けに。
それでも出発前、ふと窓のカーテンを開けてみるとちょうど希少な旧型電車がやってくるのが見えました。
案外今日はツイてるのかも…?(笑)

えちぜん鉄道・福井駅まで歩いてまずは勝山永平寺線の終点・勝山まで1往復。
それから三国芦原線に乗り換えて三国神社まで。
逐一綴っていくとキリがなくなってしまいますが、こちらも色々発見あり、予期せぬラッキーありで大収穫でした。
いくら大切な題材だと言っても、やはり私が福井にいられる時間には限りがあります。
それ故に、少しでも何かを掴んで帰らねば!と、妙なプレッシャーのようなものを感じることもあるのですが、今日のように早々に納得できる成果が得られると何となく気が楽になるものです。

これまでの経緯を振り返ってみれば、取材や興味の対象が電車から沿線地域へと拡がっていくのはある意味必然だったのかも知れません。
今回のメインテーマは「三国祭」の山車巡行の取材。
直ちに描くことになるかどうかはまだ半々といったところですが、今後の為にも見ておいて損は無い…というより、やはりしっかりと見ておくべきものだったと思います。

2階建ての家よりも大きな山車が、入り組んだ狭い路地を無理矢理な感じで進んでいくのが「三国祭り」の山車巡行。
沿道の露店も、庇のように突き出した屋根が踏切遮断器よろしく跳ね上がる構造になっていて、山車が来ると一斉に道を開けていくのが何とも面白いところです。
岸和田の「だんじり」のように疾走するわけではありませんが、ゆっくりとした中にも不思議な迫力を感じるお祭りです。

夢中になって山車を追いかけているうちに随分歩き回ってしまいました。
お腹も空いて、足も痛くなってきたので一旦休憩。
えちぜん鉄道で大関駅まで移動して、駅前のカフェ「森のめぐみ」さんでかなり遅めの昼食です。
本当に素敵なお店で、しかも店内をギャラリースペースとしても貸して頂けるそうなので、いつか私も個展をやらせて頂けたらと真面目に思ってはいるのですが…。

夕方再び三国に戻って取材の後、帰りの福井行きの電車の中ではすっかり熟睡してしまいました。
今夜の宿はいつもの福井駅前「ターミナルホテルフクイ」さん。
部屋に入ってTVをつけると、ちょうどBSでファイターズ戦を放送していました。
しかも大引選手が移籍後初ホームランで見事決勝点!!
やっぱり今日は最後までラッキーです♪(笑)
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Posted by イラストレーター鈴木周作 at 23:55
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