【札幌の水彩色鉛筆画家】 ～イラストレーター鈴木周作～

　思い返せば1年前、僅差の3位で全日程を終えた我らがファイターズ。
　肉薄する4位ロッテの最終戦の結果如何にクライマックスシリーズ進出の一縷の望みを託して見守っていたわけですが、その対戦相手のオリックスは既にBクラス確定ですっかり消化試合モード。
　主力級をことごとく欠場させてあっさり敗退、ロッテの日本一への道筋を作ってしまったのを今でも昨日の事のように思い出します
　その当時も賛否両論、色々な意見がありましたが、少なくともファイターズファンにとっては「負けるにしても本気で戦ってくれたなら…」との思いがどうしても拭えない一戦でした。

　あれから1年…。
　よもや当のファイターズが最終戦で4位西武に敗れて、結果として3位オリックスのクライマックス進出を阻む一因になってしまうとは…。
　しかも登板予定のダルビッシュ投手を敢えて外して今季0勝・不振の吉川投手が先発とあっては、オリックスファンの皆さんの心情は如何ばかりでしょうか？
　分かる人には分かるでしょうが…我が家ではこの一件を「バイナム吉川」と呼んでいます（笑）
　勿論、ファイターズにしてみればクライマックスに備えての調整という意味もあったわけで、決して無気力試合でも、ましてやオリックスへの「しっぺ返し」でもなかったわけですが、まさに因果応報、不思議な巡り合わせを感じてしまいます。
　ずっと野球を見ていると、こういう昔話に出てきそうな教訓めいた事が時々本当に起こってしまうものなんですね。


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【札幌の水彩色鉛筆画家】 ～イラストレーター鈴木周作～
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