【札幌の水彩色鉛筆画家】 ~イラストレーター鈴木周作~ › 宮の森日記〜日々の出来事〜 › 宮の森日記●持田昭俊さんの本
2008年11月23日
宮の森日記●持田昭俊さんの本

午前中からNHK文化センター新さっぽろ教室。
今日の「北斗星」は定刻通りでした。
教室の窓から覘くと雪化粧した築堤がなかなかの雰囲気。
これは絵の参考になるぞと、生徒さんが帰った後、カメラを出して列車が来るのを待っていたら職員さんがやってきて「先生、わざわざありがとうございます」。
どうやら残って掃除でもしているのだと思われてしまったようです。
「いゃ、実は電車の写真を…」とも言いづらいので、ハイ終わりました!とそそくさと退散です…。

書店で見つけた「GR DIGITAL コンプリートガイド」。
結構良いお値段で一瞬躊躇したのですが、表紙にカメラマンの持田昭俊さんのお名前を見つけてつい買ってしまいました。
実は今から9年前、私にとって初めての雑誌のお仕事となった「マップルマガジン」に持田さんも写真を載せておられて、その打上げの席でご挨拶させて頂く機会に恵まれました。
自分の絵が全国誌に載った喜びもさることながら、雲の上の存在と思っていた方と御一緒させて頂けた事にいたく感激し、駆け出しのクリエイターとして大いに励まされる思いだったのを今でもはっきりと覚えています。
家に帰ってすぐにページを開いてみれば、持田さんらしいしっかりと落ち着いた作風、それに解説記事も冒頭から「なるほど!」と唸らされる表現ですっかり嬉しくなってしまいました。
持田さんといえば、つい先月上梓されたばかりの「追憶新幹線0系」。
解説によれば21年前、JR発足の年にプロカメラマンとしてスタートされた持田さんの最初のお仕事が0系新幹線の撮影だったとか。
スピード感よりもむしろほのぼのとした温かみすら感じる作風に、なるほど、それだけの時間と想いがあってこその作品なんだなと感じ入りました。
私もそんな姿勢で、愛して止まない「北斗星」にずっと向き合っていけたらと、持田さんの本に触れて改めてそう思いました。
鈴木周作 ~札幌の水彩色鉛筆画家~ 公式サイト[PC|Mobile|北斗星blog]
tag: 水彩色鉛筆 絵画 イラストレーター 北海道 札幌
Posted by イラストレーター鈴木周作 at 03:04
│宮の森日記〜日々の出来事〜