宮の森日記●行かずに後悔するよりは…。
半世紀ほど前に廃止された「尾小屋鉄道」の当時のままの車両が動くと訊いて、1泊2日のとんぼ返りで石川県小松市までやってきてしまいました。
この「キハ3」という気動車(写真奥)、普段はかつての終点・尾小屋にある展示施設に保存されているのですが、今夏、期間限定で、いしかわ子ども交流センター小松館の保存鉄道「なかよし鉄道」で特別に運行されることになったそうです。
場所が場所だけに、福井取材のついでに一度くらいは行けるかな?…と思っていたのですが、気がつけば運転日は今日も含めてあと2日間だけ。
しかも最終日は絵画教室と重なってしまってNGですから、私にとってはもう今日しかない本当にギリギリのところでした。
仕事の状況とか、旅費とか、それに接近中の台風15号とか、いささか躊躇もあったのですが…。
行かずに後悔する位なら、ともかく行ってから後悔したほうが良いでしょう。
もう二度と見られないかもしれない素晴らしい光景に出会えて、やっぱり無理してでも訪れた甲斐がありました。
本当は午前中に福井取材、午後から小松に移動してそのまま夕方の便で帰るつもりだったのですが、諸般の事情で小松のほうから先に回ることになってしまいました。
なので無駄に小松~福井間を往復しているような格好です(笑)。
午後の列車で福井に戻って夕方の空港連絡バスまで、ほんの2時間少々ですが、えちぜん鉄道さんの沿線取材にも行ってきました。
小松空港から夕方の便で帰札の途に。
羽田方面は台風15号の影響で結構大変なようですが、今回は仙台乗り継ぎなのでどうにか回避できそうです。
…と思ったら、仙台からの乗り継ぎ便が台風ではなく「霧」で欠航!
とりあえず仙台まで行って明日の便に振り替えるか?…とも思いましたが、仙台あたりは明日のほうが台風が心配なので、おとなしく明日の小松~新千歳直行便に振り替えて頂くことにしました。
乗り継ぎ航空券で2回飛行機に乗れるはずが1回になってしまうのは残念ですが、ともかく小松出発前に判ったのがせめてもの救いでしょう。
そんなわけで、今夜は再び福井泊。
せっかくなので、明朝もう少しだけ取材してから帰ります。
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