宮の森日記●百合が原公園

イラストレーター鈴木周作

2018年07月28日 23:55


 例えば「飛行機の描き方」をお教えするとしたら、まずはどういう切り口で、何からお話したら良いのだろう?…と、ここしばらくずっと考え込んでいます。
 細部のディテールとか、メカニックな部分ばかり採り上げてもあまり面白くはないでしょうし、そもそもそういうのは「よく観察して、その通りに描いて下さい!」の一言で終わってしまいそうな気がします。
 もっと基本的な印象把握とか、構図の決め方とか、あるいは水彩色鉛筆という画材そのものの使い方とか、むしろそのあたりに比重を置いたほうが良いのかも知れませんね。
 更に言えば、「飛行機そのもの」を描くのか、「飛行機のある風景」を描くのかによっても全然違うでしょうから、まずはきちんと方向性を見定めてから、もう少し色々悩んでみようかと思います。

 NHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座を終えてから、クルマで迎えに来たカミサンと一緒に百合が原公園に行ってきました。
 ユリの見頃は過ぎてしまったようですが、天候も、風向き(=着陸方向)もイメージ通りで、やっと思い描いていたカットがいくつか撮れたのが今日の収穫です。


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【札幌の水彩色鉛筆画家】 ~イラストレーター鈴木周作~


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