宮の森日記●福井最終日
高架開業3日目。
そろそろ人の流れも落ち着いてきたようなので、新しくなった福井、新福井、福井口の3駅を改めてゆっくり回ってみることにしました。
各駅それぞれ、絵になりそうなポイントがあって色々とイメージが膨らみますが、やはり特筆すべきは福井駅ホームの明るさと格子天井の美しさでしょう。
光あふれるホームに凛として立つ運転士さん、アテンダントさんの姿がまるで舞台に立つ役者さんのようで、ちょっと感動してしまいました。
駅構内のこういう遊び心が嬉しくなります。
スケジュール的にも、体力的にもいささか厳しい滞在でしたが、やっぱり無理してでも来た甲斐がありました。
おろし蕎麦を頂いたら帰途につきます。
金沢行きの特急「サンダーバード」の車窓から、ちょうど新線区間を行くえちぜん鉄道の電車が見えました。
今までにない新鮮な眺めですが、近い将来、この手前の空間に北陸新幹線の高架橋が完成したら、こういう風景も見られなくなってしまうんですよね。
えち鉄さんの大変貌はこれでひと段落のようですが、福井の街の風景はまだまだ変わっていくことになりそうです。
本当は東京にも寄るつもりで羽田便を取ったのですが、福井にすっかり長居してしまったので、今回は北陸新幹線を降りたらそのまま羽田空港に直行することになりました。
それでも滞在時間や運賃等々考えると、小松~新千歳便よりもこちらのほうが若干有利だったようなので、まぁ、決して無駄足ではなかったんだと思います。
そういえば新しく買った「GR2」で東京湾の夜景を撮るのは初めてでした。
下界の光の粒々まで、思った以上にくっきりと写ってくれて、なかなか良い感じです。
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