宮の森日記●セントレアから帰札の途に

イラストレーター鈴木周作

2017年11月30日 23:55


 政府専用機とか、御召列車とか、色々珍しいものに出会えた今回の旅でしたが、最後に遭遇したのはこのラッセル機関車の試運転でした。
 天候はイマイチだったものの、天候以外は行く先々で運に恵まれた充実した旅になりました。


 えちぜん鉄道の新しい福井駅もだいぶ形が見えてきました。
 手前のガラスが入っていない部分は、この状態で完成になるのでしょうか?
 だとしたら、停まっている電車の顔も意外とよく見えるかも知れませんね。
 これからどんな風景が現れて、私自身もどういう絵を描いていくことができるのか、今からちょっと楽しみです。


 最後の最後に、おろし蕎麦と焼き鯖寿司を…。


 何かの取材をお受けした時、えちぜん鉄道さんとのお仕事を「遠距離恋愛」と答えたことがありましたが、福井を離れる列車を待ってこのホームに立っていると、ふと空港の保安検査場で別れを惜しんでいるような気分になることがあります。
 手が届きそうで届かない、壁面の窓の向こうに見える様子がそう感じさせるのでしょう。
 年内はこれが最後になりそうですが、冬の早いうちにまた訪れるつもりです。


 特急「しらさぎ」と東海道新幹線を乗り継いで、中部国際空港セントレアからエア・ドゥ最終便で帰札の途に。
 空港に着く頃には少しだけ雲が途切れて、束の間ですが夕陽も眺められたのは幸いでした。


 今日の夕食は名古屋名物♪
 カミサンへのお土産も兼ねてセントレアから抱えてきました。


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【札幌の水彩色鉛筆画家】 ~イラストレーター鈴木周作~
https://suzuki-syusaku.com


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