宮の森日記●NHK文化センター

イラストレーター鈴木周作

2016年11月16日 23:55


 「空の描き方」と「草木の描き方」についての質問を頂くことが多かったので、さて、どんな教え方をしたら良いのだろう?…と色々思い悩んでいたのですが、結局は原画を見て頂くのが一番良いのかも知れません。
 どちらも一応、基本的なセオリーはあるものの、実際の作品の中では構図や天候、モチーフとの距離などによってもさまざまで、場合によっては敢えてセオリーを無視した技法を用いてしまったほうが良いこともあるものです。
 なので、実際に原画を見て、一言では説明しきれない色々なパターンがあることを各々感じて頂けたらと思います。

 基本を知らないのではなくて、知った上で時々破るということ。
 破りすぎてもいけないし、かと言ってガチガチに守りすぎてもダメという、そのへんのサジ加減が大切なんだと思います。
 「反則は5秒まで」のプロレスルールの含蓄…って、まさに創作にも、人生にもそのまま通じるような気がします。


----おしらせ----
【作品掲載】季刊『スロウ』2016秋号10/25より発売!>>詳細はこちら
【作品掲載】イオンの2017年酉年年賀状 ご注文承り中!>>詳細はこちら
【新商品】ポストカード「空の絵日記」シリーズ発売!※通信販売でも購入できます>>詳細はこちら
【著書】『「北斗星」乗車456回の記録』小学館新書より発売中!>>詳細はこちら

【札幌の水彩色鉛筆画家】 ~イラストレーター鈴木周作~
公式サイトも併せて御覧下さい>>[PCMobile北斗星乗車記えちてつ絵日記]


関連記事