宮の森日記【出張編】●3/26(土)神戸から大阪、福井へ

イラストレーター鈴木周作

2016年03月26日 23:55


 午前中、NHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座を終えた後、すぐに新千歳空港に向かって午後の飛行機で神戸に出発。
 離陸直後、眼下に見える千歳基地の格納庫の前には、ブルーインパルスとおぼしき6機の機影がありました。
 北海道新幹線開業の祝賀飛行でこれから函館上空に向かうのでしょう。
 しばらくすると窓の外には津軽海峡。
 青函トンネルのほぼ真上を通過して、やがて目を凝らすと青森湾のあたりには一目で分かる新幹線の高架橋が見えてきました。

 佐渡上空から富山、高岡をかすめて、遠くに白山が見えてくるとほどなく福井に。
 その時は小さすぎてよく分からなかったのですが、後で写真を拡大してみると、えちぜん鉄道・西長田駅のあたりを確かに通過していたようです。


 神戸空港から大阪に出たところで少々時間が余ってしまったので、日没前にちょっとだけ散策。
 せっかくなので真田丸ゆかりの地を歩いてみようかと環状線に乗ると、幸先よく「真田丸電車」がすれ違っていきました。


 「真田丸跡」と大きく謳った三光神社。
 境内には赤い幟や六文銭が至る所に掲げられ、真田幸村公の像の下には大阪城に繋がっていたという「真田の抜け穴」が今も残されています。
 しかし近年の調査では、実は真田丸はここではなかったという説が有力なようで…。


 三光神社から少し西に離れた、現在の大阪明星学園の敷地が真の真田丸跡…との事。
 学園のグラウンドの前には、今年になって建てられたばかりの真新しい顕彰碑がありました。

 そういえば先日、真田丸跡ではないと判明した三光神社の宮司さんが「どっちゃでもええんですよ(笑)」とコメントされている記事を見たのを思い出します。
 そういうおおらかさ、なんかいいですね!(笑)。


 琵琶湖の月明かりを眺めながら、最終の特急列車で一路福井へ…。
 明日は色々、忙しくなりそうです。


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【札幌の水彩色鉛筆画家】 ~イラストレーター鈴木周作~
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