宮の森日記【出張編】●7/29(火)452回目の「北斗星」
昨晩、仙台から「北斗星」に乗った時には深夜1時を回っていました。
八戸手前で目が覚めて、青森到着は5時50分過ぎ。
いつもは青函トンネル手前ですれ違う上り急行「はまなす」は既に到着済みで、ホームを挟んだ向こう側に切り離された機関車が停まっているのが見えました。
これだけ大幅に遅れていても、食堂車のモーニングタイムは通常通り6時半から始まりました。
いつもならそろそろ函館に着く頃ですが、今朝はまだ津軽海峡の青森側。
アテンダントさんが注文を取りに各テーブルを回る頃、北海道新幹線との合流地点、真新しい高架橋が車窓に見えてきました。
2時間近い遅延で函館に到着すると、丁度ホームの反対側では「SL函館大沼号」が発車を待っているところでした。
今年限りでの運行休止が報道されている同列車、勿論通常ダイヤでは「北斗星」と並ぶことはまずありません。
人身事故による遅延とあっては素直に喜ぶことはできませんが、ともあれ今回限りの貴重な記録にはなりました。
ようやく札幌に着いてホームの時計を見上げると1時間57分遅延…。
あと3分で払戻しという、笑ってしまうような到着時刻です。
とは言えこれだけの乗車人数×特急料金を考えると、JRさんにしてみれば9裏満塁、サヨナラ負けのピンチをどうにか無失点で凌いだような安堵感でしょうか?
さすがにこの程度の遅延では食堂車のランチ営業はありません。
時間も時間なので改札内の蕎麦屋さんでおろし蕎麦を頂いて(福井のとは随分趣が違いました!)、再びホームに戻ってみると大阪行きの「トワイライトエクスプレス」がちょうど入ってきました。
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