宮の森日記【出張編】●1/28(火)寄り道しつつ札幌へ
深夜、宿泊先の長岡駅前のホテルのすぐ近くの踏切から、寝台特急「あけぼの」の機関車交換作業を見ることができました。
列車が近付くたびにポイントの融雪用スプリンクラーが噴き出すのが、北海道ではまず有り得ない珍しい光景です。
こういう場面もいずれぜひ描いてみたいと思ってはいたのですが、さすがにこれだけの為に札幌から足を運ぶのは難しいですから、ちょうど福井取材の帰りに寄る機会が得られたのは幸いでした。
長岡からは上越線の普通列車で東京を目指します。
やはり北海道とはどこか違う雪景色。
とりわけ越後湯沢から水上までの「国境越え」の区間は列車本数が少なくて苦労しますが、それでも敢えて普通列車を選んで良かった!と思わせてくれる風景です。
水上駅前で遅めの昼食。
上州真田の味・群馬名物「おっきりこみ」…だそうです。
高崎まで辿り着いたのは15時頃。
帰りの便までまだ余裕があったので、途中までの区間ですが未だ一度も乗ったことのない上信電鉄にも乗ってみることにしました。
やはり私の中では、えちぜん鉄道がローカル私鉄のひとつの尺度になっているのかな?と思います。
勿論、決して優劣比較ということではなくて、「地域によってこんなところが違うんだな!」とか、「あぁ、こういう接客サービスもあるんだな!」とか、色々気付かせて頂くきっかけとして、自分なりのスタンダードになっているという意味です。
そう考えると、いささか漠然とした言い方ですが、上信電鉄の施設も沿線風景もやっぱり北関東らしい風情に溢れているようにも感じられました。
素朴な木造駅舎がまた残っているのも魅力的で、また近々、もう少し時間に余裕を持って再訪してみたいと思っています。
羽田空港に着いてみると、復路のエア・ドゥ新千歳便は大雪の影響で軒並み大幅遅延との事。
予約していた最終便から一便前に振り替えるよう勧められて、それでもJRの最終電車には間に合わない恐れがあると随分念を押されましたが、結果的には思ったよりも随分早く新千歳に着いてしまいました。
上空で気流が荒れているとのアナウンスが何度もありましたが、荒れた気流がたまたま飛行速度を速めるほうに働いたのでしょうか?
ともあれ、無事に最終電車にも乗り継げたのですから、やっぱり今回の旅は最後までツキに恵まれていたようです。
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【札幌の水彩色鉛筆画家】 ~イラストレーター鈴木周作~
公式サイトも併せて御覧下さい>>[PC|Mobile|北斗星乗車記|えちてつ絵日記]
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