宮の森日記【出張編】●1/17(金)東京滞在

イラストレーター鈴木周作

2014年01月17日 23:55


 「雪により信号が切り替わらなくなった為、30分ほど遅れて運転しております…」と、朝一番の車内放送が流れました。
 福島を過ぎると次第に空が明るくなり、郡山あたりでようやく雲の隙間から朝陽が見えてきました。
 車窓に雪は無いものの、いかにも寒そうな風景です。


 上野到着は約45分遅延。
 元々、冬季限定の減速ダイヤで到着時刻が繰り下げられていたので、通常ダイヤと比べると1時間以上も遅くなってしまった計算ですが、そこは厳冬期の長距離列車、こうして無事に動いてくれているだけでも感謝しなければと思います。

 関東地方も寒さが厳しくなりそうだと天気予報で訊いた気がしたのですが、降りてみると思ったよりは割と暖かな印象です。

(※「北斗星乗車記」は現在執筆中。もう少々お待ち下さい )


 幸い天気にも恵まれたので、今後の為に都電沿線を少し取材しておくことにしました。
 ここに限らず、具体的に今すぐ描く予定は無いものの、いずれもし機会があれば…というものに関しては、ついでの時に少しずつでも取材を重ねておくよう意識してはいるのですが、一方で、そういうストックばかりが増えてしまっても…というジレンマもあって難しいところではあります。
 ともあれ、たまに都電に乗ってみると趣のあるアップダウンや急カーブが多くて、正直、その点は札幌市電よりも絵にまとめやすそうだなぁ…とちょっとだけ羨ましく感じてしまいます。


 夜になって、「北斗星」の通過を見送りに行ってきました。
 と言っても、いわゆる「撮り鉄」の知識も技術もありませんから、とある駅のホームに立って気楽に眺めただけですが、こうして雰囲気を見ておくだけでも今後の創作には大いに役立ちそうです。
 「北斗星」もそろそろ本格的に描いておこうと常々思ってはいるのですが、具体的にどういう切り口で、どんなタッチで描いていくべきなのか…。
 やはり考え過ぎると描く前に手が止まってしまうので、良い意味での割り切りと、描かざるを得ないシチュエーションを自ら作ってしまうことも大切かも知れませんね。


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【札幌の水彩色鉛筆画家】 ~イラストレーター鈴木周作~
公式サイトも併せて御覧下さい>>[PCMobile北斗星乗車記えちてつ絵日記]


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