宮の森日記【出張編】●12/20（金）3時間半遅延の末に…

　倒木による架線切断・停電との事で、上り「北斗星」は郡山で足止めされてしまいました。
　昨晩からかなり荒れていたのでしょうか？
　福島あたりで目覚めてから車窓はずっと本格的な雪景色です。


　2時間ほど遅れて郡山を出た後も、矢吹、白河と臨時停車。
　不通になっていた白河～黒田原間の県境付近はやはり重そうな雪が結構積もっていましたが、栃木県に入るとほどなく雪は消えてなくなり、列車もようやく順調な足どりに戻りました。


　結局、終点上野には3時間38分遅延、お昼を大きく過ぎての到着となりました。
　これだけ遅れてしまうと到着後の予定はキャンセルですが、「北斗星」自体の取材としては充分過ぎるほどの大収穫です。
　勿論、特急券は払い戻したりはせず記念に取っておくことにします♪


　今日の予定が流れてしまったので、時間つぶしのつもりで鉄道博物館へ。
　「北斗星」の車窓から白い煙が見えたので「もしや！？」とは思ったのですが、行ってみると案の定、すぐ隣の車両工場の試運転線で蒸気機関車の試運転の真っ最中でした。
　来年から盛岡地区で運行予定の「SL銀河」用として復元されたばかりの機関車「C58 239」で、つい先日、復元後初めてボイラーに火が入れられたばかりだそうですから、まさにようやく動けるようになったばかり、ほぼ初披露と言って良い位のタイミングです。
　「北斗星」で大遅延に巻き込まれると、思わぬご褒美がついてくる…こういう妙な幸運？に今まで何度も遭ってきた気がします。

（※「北斗星乗車記」は現在執筆中。もう少々お待ち下さい ）


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