宮の森日記●あれから1年

イラストレーター鈴木周作

2009年03月15日 23:55


 この日を最後に廃止される「北斗星1号」に乗って、300回目の「北斗星」の旅を終えて札幌駅に降り立ったのは丁度1年前の今日でした。
 「これからも残る1往復を見届けたい…」などと取材の記者さんには答えながらも、心の底ではもうこれで「北斗星」とはひと区切りかな?と思っていたのですが、気がつけば先週で既に327回目。
 むしろ今まで以上に「北斗星」に乗り続け、深い関わりを持たせて頂く事になったのは自分自身、今でも不思議な気がしています。
 この先、いつまで走り続けてくれるのかは分かりませんが、きっと「北斗星」の最期を看取るのが私の宿命なのかな?と、今では真面目にそう考えています。
 
 今はとにかく、この汽車と、汽車に携わる沢山の方々と過ごせる1日1日を大切にしていけたらと思っています。
 どうか少しでも長く、このまま走り続けてくれますように…。

鈴木周作 ~札幌の水彩色鉛筆画家~ 公式サイト[PC|Mobile|北斗星blog]
tag:


関連記事