宮の森日記【出張編】●11/27(木)駆け足で広島まで

イラストレーター鈴木周作

2008年11月27日 23:55


 少し遅めに起きだして食堂車へ。
 昨日の疲れが少し残っているのか、食欲が湧かず紅茶だけで失礼しました。
 朝の車窓は見事な冬晴れ、でも宇都宮あたりから急に雲が垂れ込めてきました。
 >>車中の様子は「北斗星乗車日記」のページにて。。。
 

 新神戸より先まで新幹線で行くのは初めてだったかも知れません。
 東京から「のぞみ」に乗って約3時間半で岡山へ。
 意外と近くなったんですね。


 岡山からは昨今話題の「0系新幹線」で広島へ。
 見慣れた顔ですが最後に乗ったのはもしかしたら中学校の修学旅行だったかも知れません。
 ちょうど私の学生時代は一世代後の後継車両の全盛期で、やれボロ新幹線だ、貧乏クジだと蔑んで、敢えて0系を避けて乗っていた気がします。
 今思えば何とも勿体ないというか…申し訳ない気持ちで一杯です。
 ともかく今週末の引退を前に、最後にもう一度乗ることができて、20年分の隙間がほんの少しだけ埋められたような気がしました。


 広島に着いたのは夕方4時過ぎ。
 既に空は薄暗く、雨も降りだしたので残念ながら宮島までは行けそうにありません。
 とりあえず、駅前から路面電車に飛び乗って少しだけ街巡り。
 広島の電車といえばLRT的なイメージを抱いていたのですが、路線によってはこんなクラシックな電車もまだまだ健在のようです。


 本当は広島か岡山あたりに1泊して、少し真面目に取材して帰るつもりだったのですが…。
 出発が1日遅れた影響で時間切れ、寝台特急「富士」でこのまま東京にトンボ返りです。
 来年3月の廃止を控えて、この列車もやはり「乗り修め」になりそうです。

鈴木周作 ~札幌の水彩色鉛筆画家~ 公式サイト[PC|Mobile|北斗星blog]
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