宮の森日記●よもやの欠航!

イラストレーター鈴木周作

2018年12月14日 23:55


 荒天欠航を免れてホッとしたのも束の間、搭乗予定のHAC(北海道エアシステム)丘珠→三沢便が出発間際の機材不具合で欠航になってしまいました。
 いつものHAC所属機ではなく、同じSAAB340Bでも遠く鹿児島のJAC(日本エアコミューター)から借用中の飛行機です。
 「西郷どん」には冬の北海道はちょっと厳しすぎたのかな?…などと言っている場合ではありませんね。
 まずは状況確認と搭乗便振り替えのため、同行のカミサンに荷物番を任せて、長蛇の列ができないうちに空港カウンターに走ります。


 空港カウンターで伺ったところ、午後の新千歳→青森便なら空席があるとのこと。
 しかも荒天ではなく機材不具合による欠航なので、地上交通費も含めて航空会社で負担して下さるそうです。
 もっとも、そちらも雪の影響で飛ぶかどうか分からない、もし飛んだとしても青森ではなく花巻か仙台に向かうかも知れないとのことでしたが…。
 とりあえず、その便に振り替えて頂くことにして、路線バスと地下鉄、JRを乗り継いで急ぎ新千歳空港へ。
 まぁ、仮に飛ばなかったとしても、ターミナルビルのファイターズダイニングでランチを頂けたから良かったかな?…ということで。


 しばらく中断していた搭乗手続きは再開されましたが、まだまだ除雪作業が続いているようです。


 10時40分発の丘珠→三沢便が13時50分発の新千歳→青森便になり、更に使用機到着遅れで実際の出発は16時過ぎになってしまいましたが、この状況で無事出発できただけでもむしろ感謝しないといけませんね。
 普段なかなか縁のないJ-AIRのエンブラエル190に乗れたのも思いがけぬ収穫です。


 終始荒れ模様の天気でしたが、函館上空だけはポッカリと雲が途切れていました。
 降り続いていた雪のせいか、地図でよく見る函館の陸地の形がぼんやりと白く浮き上がっていたのが印象的でした。


 花巻、仙台に向かうこともなく、着陸をやり直すこともなく、一発で無事青森空港に着陸できたのは幸いでした。
 タクシーで青森駅に出て、新青森~東北新幹線経由でカミサンの実家の八戸に向かいます。
 ちょっと大変な道中になってしまいましたが、これもまた旅の想い出ですね。


----おしらせ----
【作品掲載】2019年版「えちぜん鉄道カレンダー」各有人駅・地元書店・通販にて発売中!>>詳細はこちら
【作品掲載】素材集「新春を寿ぐ和の趣年賀状 亥年版」発売中!>>詳細はこちら
【作品掲載】イオンの2019年亥年年賀状 ご注文受付中!>>詳細はこちら
【作品掲載】季刊『スロウ』2018秋号10/25発行!>>詳細はこちら

【札幌の水彩色鉛筆画家】 ~イラストレーター鈴木周作~

関連記事