【札幌の水彩色鉛筆画家】 ~イラストレーター鈴木周作~
宮の森日記●師匠
イラストレーター鈴木周作
2017年03月16日 23:55
「このほうがええ。ここに何が入るかな?って想像したほうが楽しいやろ…」
大切なジグソーパズルの最後の1ピースを失くしてしまって落胆する弟子に語りかけた、そんなセリフが妙に心に残っています。
ちょうど自分にとって本当に苦しいことが続いていた時、絶望感に近い目先の辛さとは裏腹に、ふと、「これで絵描きとしてもう一段、深いものが描けるようになるのかも?」などと、なぜかワクワクするような想いにもなれたのは、「何事も天災…」と落語の噺に重ねた主人公への諭しのセリフのおかげでしょうか?
何より、私が福井に惹かれた最初のきっかけがあのドラマでしたから、真顔で言うと笑われそうですが、連続テレビ小説「ちりとてちん」に人生を導かれたと今でも結構本気で思っています。
刑事、任侠、タクシー運転手よりも、私の中ではやっぱり「ちりとてちん」の草若師匠…落語家・徒然亭草若のイメージです。
今朝のニュースで渡瀬恒彦さんの訃報を知って、なんか最期まで草若師匠みたいだったな…と、なぜか私も少し力が抜けてしまいました。
謹んでご冥福をお祈り致します。
----おしらせ----
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【札幌の水彩色鉛筆画家】 ~イラストレーター鈴木周作~
http://suzuki-syusaku.com
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