宮の森日記【出張編】●8/31(日)453回目の「北斗星」

イラストレーター鈴木周作

2014年08月31日 23:55


 ひと月ぶりの「北斗星」。
 車窓もだいぶ秋らしくなり、そして何より日没がすっかり早くなってしまいました。


 東室蘭を過ぎた頃、ふと見ると白鳥大橋の上には綺麗な月が出ていました。


 パブタイムの食堂車では愉快なご夫婦と相席させて頂きました。
 旦那様は私とほぼ同年代のいわゆる「ブルートレインブーム世代」。
 御多分に漏れず、小学生の頃には東京駅で九州行きの寝台特急の写真を撮ったりしていたそうですが、残念ながら当時はなかなか乗る機会に恵まれず、ようやく今回、数十年越しの念願叶って初めてのブルートレインの旅が実現したんだそうです。

 とにかくここ最近の「北斗星」人気は凄まじく、以前にも増して切符は入手難。
 列車に乗れば食堂車もシャワーの予約もいつも長蛇の列で、正直、私でさえ乗ろうとするには多少覚悟が必要だったのですが、一方で、こうして色々な方がそれぞれの想いで楽しんでおられる姿に出会えるのも、考えてみれば今だからこその貴重な経験なのかも知れませんね。


----おしらせ----
【作品掲載】小学館SJムック「とっておき寝台列車の旅」6/19発売! >>詳細はこちら(※PC/携帯共用)
【作品掲載】季刊「スロウ」2014夏号発売中!>>詳細はこちら(※PC/携帯共用)

【札幌の水彩色鉛筆画家】 ~イラストレーター鈴木周作~
公式サイトも併せて御覧下さい>>[PCMobile北斗星乗車記えちてつ絵日記] 


関連記事