宮の森日記【出張編】●7/16(木)えちぜん鉄道

イラストレーター鈴木周作

2009年07月16日 23:55


 部屋のカーテンを開けてみれば、雨の予報に反して時折陽も差す空模様。
 本格的に崩れぬうちにと、急いで身支度を整えて慌しく宿を飛び出しました。
 今後の創作の為、えちぜん鉄道の風景と印象を掴めるだけ掴んでおくのが今日一日の課題です。


 えちぜん鉄道の路線は2つ。
 海行きの「三国芦原線」と、山行きの「勝山永平寺線」が福井の街から交互に発車しています。
 昨日は勝山永平寺線に途中まで乗ったので、今朝はまずは三国芦原線へ。
 「絵になる駅舎」と「季節の花」を探しつつ、途中下車を繰り返しながら三国港に向かいます。


 終点・三国港駅。
 道路一本隔てて漁港はすぐ目の前。
 潮の香り漂う良い雰囲気の駅ですが、立地上、海を絡めて絵にするには少し工夫が要りそうです。


 一旦福井に戻った後、午後からは勝山永平寺線へ。
 いよいよ雨が強くなってきましたが、しっとりとした山里の風景にはこういう天気もよく似合います。
 低く漂う白い雲、青々と茂る山の木々、緑鮮やかな田園にゆったりと流れる九頭竜川…。
 いかにも日本的な美しい風景なのに、なぜか5年前に訪れたオーストリア・チロルの渓谷風景を思い出しました。


 終点・勝山では有名な恐竜博物館にも行ってみたかったのですが時間が足りず今日は断念。
 そのかわり、福井に戻るまでにやはり数駅、途中下車してじっくり取材しておきました。
 私的には結構な収穫…のつもりです。
 福井駅に戻るとホームのベンチで恐竜くんが迎えてくれました(笑)。


 今日も夕食は「ヨーロッパ軒」さん。
 滅多に来れないと思うとつい何度も足を運んでしまいます。
 今日はスタンダードのソースカツ丼ではなく、メンチカツ、エビフライ入りの「三種盛り」に初挑戦!
 まるでハンバーグみたいなジューシーなメンチカツも実に美味でした♪

鈴木周作 ~札幌の水彩色鉛筆画家~
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