【札幌の水彩色鉛筆画家】 ~イラストレーター鈴木周作~ › 宮の森日記〜日々の出来事〜 › 宮の森日記●鉄道博物館
2017年09月25日
宮の森日記●鉄道博物館
本題の用件を済ませてから、さいたま市の鉄道博物館を久しぶりに覗いてきました。
来月で開館10周年、そして来年夏には拡張・リニューアルオープンを控えて、施設や展示物などもいろいろ変わりつつあるようです。
まずは今夏、全面リニューアルされたばかりの鉄道ジオラマ。
圧倒的な広さは勿論ですが、何より鉄道そのものよりも、周辺の風景描写のクオリティの高さにはちょっと驚かされました。
定規で引いたような一直線ではなく、緩く自然な弧を描いた高架駅のホームなど、「そうそう、こういう駅ってある!」と思わず唸ってしまいます。
ひと昔、ふた昔前の感覚だと、こういうのはとにかく縦横無尽に走り回る列車を見せることが第一で、風景はあくまで二の次…というものが多かった気がしますが、今では更にもう一段踏み込んで、風景そのものが充分鑑賞に耐えるレベルにまでなってきているんですね。
そしてもうひとつ。
こちらも今夏オープンしたばかりの館内のレストラン「トレインレストラン日本食堂」。
御覧の通り食堂車をイメージしたお店で、見覚えのある食器やシルバーは実際に「北斗星」で使っていたものだそうです。
レプリカか再用品かは分かりませんが、テーブルランプも晩年の「北斗星」と同じですね。
「寝台特急の牛フィレステーキ」とか、「特製デミグラスソースのハンバーグステーキ」とか、いろいろ気になるメニューはあったのですが、やっぱり「北斗星」でランチと言えば…というわけで、結局2日続けてのカレーライスです(笑)。
最終便に乗れば札幌に帰れる時間帯ですが、今回は羽田空港の少し手前に宿を取りました。
そういえば、昔勤めていた会社の本社もこの近くでしたっけね。
今夜は地元の友達がとっておきの焼き鳥屋さんに連れて行ってくれました。
宿に戻る前にちょっとだけ寄り道。
木材をふんだんに使ったリニューアルで話題になった東急池上線・戸越銀座駅を見に行ってきました。
駅だけでなく、商店街の街路灯も電球色に統一されていて、新しいけれど懐かしいような素敵な風景でした。
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Posted by イラストレーター鈴木周作 at 23:55
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