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2016年10月06日
宮の森日記●山のある風景
山のある風景を描くのは結構大変です。
微妙な凸凹を辿っていくのも神経を遣いますが、天候や光の具合によっては、そこに山があること自体に気付かないこともありますから、本当にこのような見え方で良いのだろうか?という疑問や不安はなかなか拭えません。
しかも、その地域の方々にとっては想い入れのある見慣れた風景ですから、適当に誤魔化して描いてしまうわけにもいきません。
結局のところ、一度や二度訪れただけでは判ったような絵は描けないんだな…という、あたりまえのことを再認識させられることになります。
オレは知ってる!判ってる!…と思ってしまうことが一番危険。
絵に限らず、あらゆる仕事でも、人間関係でも同じことなんでしょうね。
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Posted by イラストレーター鈴木周作 at 23:55
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