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2014年07月04日
宮の森日記●創作雑感

価値観や創作姿勢は人それぞれですが、少なくとも私の場合、「自分が楽しんで描けばきっと見る人も楽しいはず…」と言う考え方にはどうしても馴染めません。
趣味ならともかく仕事である以上、まずは見る人が楽しくなれるポイントを一つ一つ考えては画面に織り込んでいく。
同様に、不快と感じる要素も徹底的に考え抜いて一つ一つ排除していく。
勿論、イメージを具体化できる相応の技術力も身につけなければなりません。
一生懸命、真面目に考えれば考えるほど、「自分が楽しめば…」などという開き直りのような言葉は軽々しく口にできなくなるものです。
何も創作に限った事ではないかも知れません。
何となく耳触りの良い言葉に流されて面倒な事から目を背け、逆に真摯な努力や探究を蔑むような、そういうお花畑的な発想には陥ってはいけないと自戒を込めて常々思うところです。
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【札幌の水彩色鉛筆画家】 ~イラストレーター鈴木周作~
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Posted by イラストレーター鈴木周作 at 23:55
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