【札幌の水彩色鉛筆画家】 ～イラストレーター鈴木周作～

　午後からNHK文化センター新さっぽろ教室。
　結果的には講師のお仕事の為に一旦札幌に戻ってきたような格好ですが、逆に言えば出張先でのイベント日程がいずれも講座日程と重ならなかったことを幸運だったと解釈すべきでしょう。
　考えてみれば、月曜から金曜まで拘束されていた会社勤めの頃よりもスケジュールの自由度は格段に増しているはずなのに、それでもいざ遠方のお仕事に携わろうとすると、旅程の調整に何かと苦慮する場面があるものです。
　出張だけでなく、急なお仕事の依頼を頂くこともありますし、将来に向けてのストックとしての取材や創作も必要ですから、こういう稼業を続けていくには、ある程度自由に動ける状況を保っておくのは重要なことなんだろうと思います。
　勿論、欲を言えばキリがありませんが、最低限そういう状況を作ることができただけでも、腹を括って会社勤めを辞めた価値はあったのかな？とも思っています。
　それを異業種の方から「自由で羨ましいですねぇ…」などと言われてしまうと、ちょっと違うな？と感じてしまうのですが…。


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