さぽろぐ

写真・芸術  |札幌市中央区

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2019年06月30日

宮の森日記●梅雨の東京へ


高倍率ズームが自慢のソニー「HX99」を買ってから、新千歳発の便に乗るのは意外にも今回が初めてです。
ターミナルビルからでもこんなに大きく撮れるのか!と面白がって試していたら、ちょうど今から乗る飛行機が着陸してきました。


羽田空港到着前、ようやく雲が途切れると恐竜橋のすぐ上空でした。
このルートでの着陸は初めてだったかも知れません。
梅雨前線が活発化し広範囲で荒天、「滝のような雨」に警戒…と、出発前から天気予報でも繰り返し伝えられていましたが、飛行ルートや滑走路もその影響でいつもとは違っていたようです。


都内で本題の用事を済ませてから、久しぶりに鉄道博物館まで足を延ばしてきました。
今日が最終日の企画展「鉄道マンの仕事アルバム・鉄博フォトアーカイブ展」がお目当てです。
明治時代から比較的最近のものまで、鉄道に携わる方々を捉えた貴重な写真が満載で、 私のお仕事にも活かせるようなヒントがたくさんありそうな気がします。


中でも、明治時代の駅風景を捉えた本物のガラス乾板が見られたのは大収穫でした。
特に貴重なものだけに、公開されるのは会期中でも昨日と今日の2日間だけ。
しかも客が近寄ってきた時だけ、学芸員さんがライトボックスを点灯して見せてくれるという用心深さでしたが、百年以上も前のものとは思えないほどの解像度の高さには思わず息をのみました。
同じ写真を紙焼きやデジタル出力のパネルにしたものと比べても、やっぱり原板の情報量は圧倒的です。

こんな貴重な展示物、当然ながら撮影禁止だろうと思ったら、意外にも「撮っても大丈夫ですよ!」と言って下さったので、ありがたく数枚ほど撮らせて頂きました。
偶然とはいえ、上京予定がこの日に当たって只々感激です!


----おしらせ----
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【札幌の水彩色鉛筆画家】 ~イラストレーター鈴木周作~
  


Posted by イラストレーター鈴木周作 at 23:55宮の森日記〜日々の出来事〜