【札幌の水彩色鉛筆画家】 ~イラストレーター鈴木周作~ › 2018年12月
2018年12月11日
宮の森日記●年内最後の東京
最近になって、営業形態やメニューなどが色々変わった東川口・ピュアヴィレッジなぐらの郷の食堂車レストラン「グランシャリオ」さん。
今回初めてランチタイムにお邪魔してカレーセットを頂いてきました。
メインのカレー(※ライス無しのルーのみ)に、敷地内のベーカリーから提供される各種パンの盛り合わせ(※かなり大量!)と、サラダ、スープ、ドリンクが付いて1,620円也。
ちょっと不思議な取り合わせかな?とも思ったのですが、考えてみれば巷には「カレーパン」というものもありますから、パンが自慢のお店ならこういうセットもありかも知れませんね。
それにしても結構なボリュームなので、しっかりお腹を空かせてから行ったほうが良さそうです。
空港に向かう前に、「切腹最中」で有名な新橋の新正堂さんに寄ってきました。
お店のあるこの場所が、あの浅野内匠頭が切腹した田村屋敷跡なんだとか。
個人的には赤穂事件では吉良擁護派なんですが、それでもやっぱり色々買い込んでしまいました。
新橋から銀座まで歩いて、こちらでも年末恒例の「大事な買い物」をひとつ…。
飛行機が見えるいつものレストランも、年内はこれで食べおさめです。
学生時代から10年以上住み続けた東京・西葛西のマンションを引き払って、上野発の「北斗星1号」に乗って新天地・札幌へと赴いたのがちょうど15年前の今夜12月11日でした。
どこに行くにも「汽車旅」だったあの頃を思うと、すっかり空旅を満喫している今の自分がちょっと信じられないような気もします。
移動手段も、絵の題材も、興味の対象も変わっても、ともかく今日まで絵を描き続けてこられたことに感謝しないといけませんね。
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【札幌の水彩色鉛筆画家】 ~イラストレーター鈴木周作~
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│宮の森日記〜日々の出来事〜
2018年12月10日
宮の森日記●福井から東京へ
早くも門松が立っていると訊いて新田塚駅に行ってきました。
これで雪景色だったらもっと絵になるのですが、ともかく福井を離れる前に見ておくことができて良かったです。
さすがに今度来る時までは門松は残っていないでしょうね…。
福井から下り列車に乗る時には、やっぱり右側席を選んでしまいます。
年内最後の滞在を終えて、午前中の特急「サンダーバード」と北陸新幹線を乗り継いで東京方面に向かいます。
えちぜん鉄道・福井口車庫の構内には、10月の開業15周年イベントでは台車を外され検査中だったラッセル機関車「ML521」が、ピカピカの姿になって出番を待っているのが見えました。
移動日に天気が良いとちょっと悔しい気もしますが、北陸新幹線の車窓に見える立山連峰は本当に綺麗でした。
もし余裕があれば、たまには富山あたりでも降りてみたくなります。
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【札幌の水彩色鉛筆画家】 ~イラストレーター鈴木周作~
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│宮の森日記〜日々の出来事〜
2018年12月09日
宮の森日記●初冬のえちぜん鉄道
雪なんか期待したら地元の皆さんに怒られそうですが、風景取材に限って言えば、やっぱり雪のほうが絵になります。
午前中、少しだけですが雪景色が見られたのはささやかな収穫でした。
映画「えちてつ物語」では蕎麦屋「九兵衛」として登場していた勝山の「八助」さん。
映画効果か、ちょうどお昼時だったからか、結構な混雑だったので今日は早々に失礼してしまいました。
空いている時期、空いている時間を選んで、またゆっくりお邪魔したいと思います。
「ちょうど今、お客様が買って下さったんですよ!」と駅員さんが教えてくれました。
他にも、カレンダーを買ってくれた地元のお子さんがアテンダントさんを介して感想を伝えて下さったり、「次回はウチの駅も描いて下さい!」と駅員さんからリクエストされたり、「ここに描かれてるのって〇〇さんですよね!」と気付いて下さったり…。
絵描きの仕事なんてひたすら不安との闘いですから、こういうちょっとした現場の反響に触れるたびに少しだけ安堵し、そして励まされた気持ちになります。
本音を言えば取材というより、この空気に直に触れたかったからここまで来てしまったようなものかも知れませんね。
雨か雪との予報でしたが、午後になると少し陽も出てきました。
映画を観て来られたとおぼしき観光客の方々も多いようで、三国港のほうも結構賑わっている様子でした。
カレンダーにも描かせて頂いた大関駅前の「森のめぐみ」さんにご挨拶に行って、マスターと話し込んでいるうちにすっかり長居してしまいました。
作品を通じて、地元の皆さんに喜んで頂けるのはやっぱり嬉しいことです。
今はまだ漠然とした夢でしかありませんが、いつか機会があれば、ぜひこちらでも原画展など催させて頂けたらなぁ…と願っています。
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【札幌の水彩色鉛筆画家】 ~イラストレーター鈴木周作~
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│宮の森日記〜日々の出来事〜
2018年12月08日
宮の森日記●年内最後の神戸行き
新千歳発の沖止めは初めてか、あったとしてもすぐには思い出せないくらい昔の事だったと思います。
いつか機会があればと秘かに願っていたのですが…。
もうこれだけで旅の目的を果たしてしまったような満足感です♪
午前中はNHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。
終了後、新千歳空港直行のちょっと慌ただしい旅立ちになってしまいましたが、いつも新千歳発は午前便ばかりなので、たまにはこういう時間帯に乗るのも新鮮な気分です。
離陸の瞬間、夕陽の方向に目を凝らすと、千歳基地の駐機場に佇む政府専用機B747の姿が見えました。
残念ながら福井上空は雲に覆われてしまいましたが、黄昏時の神戸の街灯りが眺められただけでも大収穫です。
年内最後のエア・ドゥ神戸便、思い出に残る素敵な旅になりました。
せっかく神戸に降りたのにルミナリエは見られませんでしたが、大阪駅のトワイライトファンタジーだけはちょっとだけ覘いてきました。
これから特急列車に乗って、今夜のうちにいつもの街に向かいます。
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【札幌の水彩色鉛筆画家】 ~イラストレーター鈴木周作~
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│宮の森日記〜日々の出来事〜
2018年12月07日
宮の森日記●夕刻のササラ電車
地下鉄で数分ほどの距離ですが、それでも我が家のあたりと都心部とでは雪の降り方がずいぶん違うようです。
家を出る時には結構激しく降っていたのですが、駅前通り界隈は思いのほか雪も少なく、ササラ電車もこの便を最後に車庫に戻っていってしまいました。
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【札幌の水彩色鉛筆画家】 ~イラストレーター鈴木周作~
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│宮の森日記〜日々の出来事〜
2018年12月06日
宮の森日記●とりあえず完成
「先生、これで完成で良いですか?」と生徒さんに訊かれるたびに、「完成でも良いし、もっと描き込んでも良いし…ご自分の好みですね!」などと、ちょっと曖昧で意地悪な返事をしてしまいます。
あっさりした描写が好きな方もいれば、緻密に描き込んだものや、濃い色で塗り込んだものが好きな方もいる。
どれが正解ということではなく、人それぞれの好みによってその基準が変わってしまいますから、絵の「完成」って、実はなかなか判断が難しいものです。
ようやく完成まで漕ぎ着けた原画1点、取り急ぎ今夜のうちに印刷業者さんに郵送してしまいました。
気が変わっても、何か気付いても、一旦送り出してしまったらもう直せない…というプレッシャー。
毎度の事ながら、優柔不断な私にはいささか荷が重い稼業です。
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│宮の森日記〜日々の出来事〜
2018年12月05日
宮の森日記●NHK文化センター新さっぽろ教室
帰り際、教室の職員さんから「えちぜん鉄道カレンダー」のお問合わせを頂きました。
生徒さんたちの間でも、毎年この時期になると、誰かが音頭をとって共同購入の話などを進めて下さっているようです。
私の知る限りでは、福井に特別な御縁のある方はおられないと思うのですが、それでも私の作品を通じて、ほんの少しだけですが福井と札幌とを繋げられたような気がして嬉しく思っています。
逆に福井の皆さんは、このカレンダーを遠く札幌の絵描きが描いていることをどう思って下さっているのでしょう?
いや、あるいは今でも地元画家の作品だと思っておられる方も多いのかな?…などと時々考えてしまいますが、まぁ、だとしても、それはそれでむしろ良いことなのかも知れませんね。
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【札幌の水彩色鉛筆画家】 ~イラストレーター鈴木周作~
Posted by イラストレーター鈴木周作 at
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│宮の森日記〜日々の出来事〜
2018年12月04日
宮の森日記●再チャレンジ
いろいろ悩む時間を一切省いて、ただひたすら単純作業で描き進めたらどれだけ作業効率が上がるのだろう?…と時々考えることがあります。
新作1点、ほぼ完成間近のところまで描き上がってはいたのですが、ある部分がどうしてもしっくりこなかったので、思い切って最初から描き直してみることにしました。
まぁ、2度目の作業となればイメージも技法も大体頭に入っていますから、今回は1日2日でサラッと描き終えてしまえると思ったのですが…。
いざ描いてみれば2度目は2度目で悩みどころ満載、まだまだ時間が必要なようです。
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Posted by イラストレーター鈴木周作 at
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2018年12月03日
宮の森日記●再びエゾリス
昨日の戦果がイマイチだったので、改めて今朝も北海道神宮に行ってきました。
エゾリスの影は割とすぐに見つけられるものの、やっぱり写真は難しいものですね。
何度も通って練習しないと…。
円山公園ではカモにも遭遇。
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2018年12月02日
宮の森日記●エゾリス
朝早く目が覚めてしまったので北海道神宮まで歩いていくと、いきなりエゾリスが参道に飛び出してきました。
この街ではそんな珍しい動物でもありませんが、やっぱり動きが激しいので写真に撮るのはなかなか大変です。
実際に見るまでは不安のほうが大きくて、見てしまった後には「もっとこうしておけば…」という反省や多少の後悔が必ず出てくるものなので、自分の手掛けた商品を見るのはいつも複雑な心境です。
夕方、えちぜん鉄道さんのカレンダーが福井から届きました。
ともかく無事に商品として送り出して頂けたことを感謝するばかりです。
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2018年12月02日
【作品掲載】えちぜん鉄道「平成31年版カレンダー」
毎年原画を描かせて頂いている、えちぜん鉄道(福井県)のオリジナルカレンダーが今年も発売になりました。
高架化工事が今夏完成したばかりの福井駅、瓦葺きの大屋根が特徴的な三国駅の新駅舎、現在公開中の映画「えちてつ物語」にも登場する中角橋梁や福井口の車両基地、電車が見える線路際のカフェなど、えちぜん鉄道をとりまくさまざまな風景を描き綴りました。
同社有人駅、地元書店のほか、同社Webサイトからも購入できます。
■仕様 : 壁掛カレンダー A2版(表紙1枚、各2ヶ月1枚ずつ計7枚)
<収載作品>
【表紙】福井駅(正面) 【1・2月】小舟渡駅付近 【3・4月】福井口車庫 【5・6月】三国駅 【7・8月】福井駅(ホーム) 【9・10月】中角橋梁 【11・12月】大関駅付近(カフェ「森のめぐみ」店内より)
■販売価格 : 1部 1,000円(税込み)
■販売箇所 : えちぜん鉄道有人駅(※一部は除く)
書店(勝木書店、紀伊國屋書店福井店)
通信販売(えちぜん鉄道Webサイトより)
(※おことわり) 昨年までは3部以上お求めの場合は送料無料でしたが、配送業者の料金値上げに伴い、今年からお客様負担とさせて頂くことになりました。申し訳ございませんが何とぞご了承下さい。具体的な金額等は上記Webサイトでご確認頂くか、ご注文時にお問合わせ下さい。
■お問合せ : えちぜん鉄道 お客様相談室
電話番号 : 0120-840-508 (受付時間8:00~21:00)
【札幌の水彩色鉛筆画家】 ~イラストレーター鈴木周作~
2018年12月01日
宮の森日記●えちてつ物語
いつも見ている風景や、乗っている電車や、出入りさせて頂いているお仕事先や、お気に入りのお店がスクリーンに出てくるのはやっぱり不思議な気分です。
しかもその映画をカミサンと一緒に観に行くのは、なんだか職場見学にでも連れて行くような妙な照れ臭さもあったのですが、ともあれ遠く離れた札幌の映画館でも観ることができたのは幸いでした。
私が語ると、どうしても個人的な想い入れや贔屓目が入ってしまうので敢えて感想は控えますが…。
福井を知らない、鉄道にも興味のないカミサンが「面白かった!」と言っていましたから、きっとそういう作品だったんだな、と思います。
奇しくも今日から、来年・平成31年版の「えちぜん鉄道カレンダー」も発売になりました。
私が描かせて頂くようになって、気がつけばもう9作目になります。
「ぜひこの構図を入れて欲しい!」と担当社員さんから強く頼まれた何点かの絵は、なるほど、劇中のあのシーンと重なってたんだな…と、私も今日映画を観てようやく腑に落ちました。
映画とあわせて、カレンダーもぜひ多くの方々の目に触れて、この鉄道ならではの温かな魅力を感じて頂けたらと願っています。
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【作品掲載】素材集「新春を寿ぐ和の趣年賀状 亥年版」発売中!>>詳細はこちら
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【札幌の水彩色鉛筆画家】 ~イラストレーター鈴木周作~
Posted by イラストレーター鈴木周作 at
23:55
│宮の森日記〜日々の出来事〜