【札幌の水彩色鉛筆画家】 ~イラストレーター鈴木周作~ › 2018年02月15日
2018年02月15日
宮の森日記●「30豪雪」のえちぜん鉄道
たった半日ほどの滞在で、この1週間以上の大変さが分かるはずもないのですが、ともかく現場の皆さんのお顔が見られただけでも少しだけ安堵しました。
まずは記録的豪雪に見舞われた福井の様子をしっかり心に留めておこうと思います。
驚いたのは昨日の午後、除雪が終わった途端に「通常ダイヤ」での運転再開がアナウンスされたこと。
間引き運転とか、徐行運転とか、様子を見ながら少しずつ動かしていくのではなく、一気に全ての列車を動かしてしまうというのは、実はなかなか凄いことだと思います。
除雪作業の進捗次第でいつでも再開できるよう、車両や乗務員さんの運用などもしっかり作戦を練ってあったのでしょうか?
いずれ状況が落ち着いた頃にでも、ぜひ関係者の方々のお話を伺ってみたいところです。
生活道路の除雪はまだまだ道半ばのようですが、電車の運行は至って順調。
ほぼ時刻通りに現れる対向列車が頼もしく感じられます。
実に1週間以上もの運休を経て、ようやく昨日の午後から電車が動き始めた勝山永平寺線の終点・勝山駅。
1番線と2番線の間には、電車の窓くらいの高さまで雪の壁が残っていました。
線路の部分も含めて、一時はこの高さまでびっしりと雪に埋もれていたということですね。
光明寺駅。
北陸地方らしい重そうな雪がもっさりと屋根の上に残っていました。
山王駅はすっかり雪の中…。
三国芦原線の終点・三国港駅にも足を延ばしてみました。
普段は雪が少ないこのあたりも結構な積雪だったようです。
本当は東京滞在の予定だったので、復路はもちろんエア・ドゥの羽田~新千歳便。
なので昼過ぎの特急列車で福井を発ち、金沢~北陸新幹線経由で急ぎ東京まで戻ってきました。
途中、もし徐行運転などに引っかかったら!?…と思うとちょっと冷や汗ものの旅程でしたが、何事もなく辿り着けたのは幸いでした。
「座席が足りないので協力金〇万円で振り替え便に…」のフレックストラベラー制度で最終便から45分前の先行便に変更したものの、使用機到着遅れで出発が遅れて、結果的にはいつもの最終便と同じ時刻になってしまいました。
本音を言えば、羽田でゆっくり食事ができて、その上に協力金まで頂いてしまって却って恐縮しているところです。
----おしらせ----
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【札幌の水彩色鉛筆画家】 ~イラストレーター鈴木周作~
https://suzuki-syusaku.com
Posted by イラストレーター鈴木周作 at
23:55
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