【札幌の水彩色鉛筆画家】 ~イラストレーター鈴木周作~ › 2018年01月
2018年01月31日
宮の森日記●NHK文化センター新さっぽろ教室
得意なものや描きやすそうなものを選んで、「ハイ、初心者さんにはこのくらいのモチーフが良いですよ!」という教え方は、生徒さんにとっても自分自身にとっても決してプラスにはならないと思います。
難易度云々ではなく、私がそれまで描いたことのないようなものも含めて、ただ純粋に描いてみたいと思ったものを「どうやって描けば良いんですか?」と遠慮なくぶつけて頂いて…。
で、私も必死に知恵を絞って、そのモチーフの描き方を一緒に考えていく。
そうやって、ある意味切磋琢磨しあって進めていけることが、こういう絵画教室の存在意義なのかな?…などと考えたりもします。
鮭のウロコやカニの甲羅も、そういえば以前生徒さんから質問されたことがありました。
教室でお教えした内容が、そのまま自分のお仕事にも活きてくる…。
むしろ私のほうが感謝しないといけませんね。
電車通りのスーパームーン。
ちょっと曇り気味でしたが、どうにかカメラに収めることができました。
「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」という長い名前を訊くと、なぜか「ノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチ」を連想してしまいます(笑)。
夜も更けた頃には皆既月食…。
とりわけ今夜は今月二度目のスーパームーンと皆既月食が重なるという、非常に珍しい現象なんだそうです。
----おしらせ----
【作品掲載】えちぜん鉄道「平成30年版カレンダー」発売中!>>詳細はこちら
【作品掲載】季刊『スロウ』2017秋号10/25より発売!>>詳細はこちら
Posted by イラストレーター鈴木周作 at
23:55
│宮の森日記〜日々の出来事〜
2018年01月30日
宮の森日記●気分転換
「家が仕事場」の商売ゆえ、毎日の通勤がないのはありがたいのですが、ずっと家に籠っていると気持ちの切り替えが難しくなってしまいます。
とりわけ取材も打ち合わせもない日など、何か理由を見つけないと、本当に家から一歩も出ることなく終わってしまうこともあります。
そういう意味でも、徒歩圏にスターバックスがオープンして本当に助かっています。
一旦決めたつもりの旅程の練り直しとか、今まで描いたことのないモチーフの描き方とか、頭を冷やして少しゆっくり考えてみようと思います。
----おしらせ----
【作品掲載】えちぜん鉄道「平成30年版カレンダー」発売中!>>詳細はこちら
【作品掲載】季刊『スロウ』2017秋号10/25より発売!>>詳細はこちら
Posted by イラストレーター鈴木周作 at
23:55
│宮の森日記〜日々の出来事〜
2018年01月29日
宮の森日記●貧乏性
来月の旅程に悩んでいるうちに安い航空券が無くなってしまい、さて、予定よりも1万円近く高い別運賃でも取ってしまうか?それとも安い運賃がまだ残っている再来月頃まで延期するか?…としばらく考え込んだ末、ふと、エア・ドゥのポイントがそこそこ溜まっていたことを思い出しました。
いわゆるマイレージサービスですが、搭乗距離ではなく「100円につき1ポイント」というシンプルさが、エア・ドゥに慣れてしまった私にはむしろ分かりやすく感じられます。
同じ日の同じ路線であれば、例えば早割で1万円の便でも、普通運賃で3万円の便でも、特典航空券の交換に必要なポイント数は一緒ですから、こういう高い運賃しか残っていない時にこそ利用するのがお得というもの。
しかも2月は「雪まつり」の時期も含めて、他シーズンよりも少ないポイント数で利用できるのも好都合です。
既に本州まで充分往復できるだけのポイントは溜まっているのですが、でも、調べてみると復路分は1万円前後の安い航空券もまだ若干残っている模様。
となると、ここでポイントを使ってしまうのは勿体ないのかなぁ?…と、また考え込んでしまう私はやっぱり貧乏性なんでしょうね。
----おしらせ----
【作品掲載】えちぜん鉄道「平成30年版カレンダー」発売中!>>詳細はこちら
【作品掲載】季刊『スロウ』2017秋号10/25より発売!>>詳細はこちら
Posted by イラストレーター鈴木周作 at
23:55
│宮の森日記〜日々の出来事〜
2018年01月28日
宮の森日記●札幌市電の模型
「絵の資料を買いに行かねば…」とつぶやいたら「オモチャでしょ!?」とカミサンに睨まれました(笑)。
いよいよ新発売の札幌市電250形のNゲージモデル!
こういう地方都市の路面電車まで製品化されてしまうとは、つくづく良い時代になったものです。
----おしらせ----
【作品掲載】えちぜん鉄道「平成30年版カレンダー」発売中!>>詳細はこちら
【作品掲載】季刊『スロウ』2017秋号10/25より発売!>>詳細はこちら
Posted by イラストレーター鈴木周作 at
23:55
│宮の森日記〜日々の出来事〜
2018年01月27日
宮の森日記●NHK文化センター新さっぽろ教室
1月も終わり近くになりましたが、新さっぽろ教室・土曜日のクラスは今日が今年最初の講座です。
講師を務める全てのクラスが始まって、これでようやく名実ともに年が明けたような気がします…などと言ったら笑われそうですね。
朝方、激しく降っていた雪は、講座を終える頃にはすっかり止んでしまいました。
いつものことですが、ほんの1~2時間の間でも、天候や街の景色の変わりようにはちょっと驚いてしまいます。
----おしらせ----
【作品掲載】えちぜん鉄道「平成30年版カレンダー」発売中!>>詳細はこちら
【作品掲載】季刊『スロウ』2017秋号10/25より発売!>>詳細はこちら
Posted by イラストレーター鈴木周作 at
23:55
│宮の森日記〜日々の出来事〜
2018年01月26日
宮の森日記●ササラ電車
朝起きた時の降り具合を見て、「出るぞ!」と踏んだら、とりあえずカメラを持って電車通り界隈に行ってみることにしています。
時間拘束のないフリーランスの身の数少ない特権です(笑)。
現場の皆さんの御苦労を思うと申し訳ないような気もしますが、でも、雪を蹴散らす「ササラ電車」は絵の題材としてはやっぱり魅力的です。
いくら地元にいても、そうそう毎日見られるようなものではありませんから、とにかくその印象をしっかり掴んで脳裏に刷り込んでおけるよう、数少ないチャンスを大切にしていかねばと思っています。
ちなみに今日はこの後すぐに車庫に戻ってしまったらしく、ワンチャンスだけの遭遇でした。
----おしらせ----
【作品掲載】えちぜん鉄道「平成30年版カレンダー」発売中!>>詳細はこちら
【作品掲載】季刊『スロウ』2017秋号10/25より発売!>>詳細はこちら
Posted by イラストレーター鈴木周作 at
23:55
│宮の森日記〜日々の出来事〜
2018年01月25日
宮の森日記●NHK文化センター札幌教室
年が明けて初めての札幌教室の水彩色鉛筆画講座。
窓の外では自衛隊の皆さんが雪像作りに勤しんでおられました。
ここから眺める「雪まつり」はきっと素晴らしいんだろうなぁ…と想像してしまいますが、残念ながら次回の講座は雪像たちも消え去った2月下旬の予定です。
----おしらせ----
【作品掲載】えちぜん鉄道「平成30年版カレンダー」発売中!>>詳細はこちら
【作品掲載】季刊『スロウ』2017秋号10/25より発売!>>詳細はこちら
Posted by イラストレーター鈴木周作 at
23:55
│宮の森日記〜日々の出来事〜
2018年01月24日
宮の森日記●夕方まで熟睡
ひたすら眠って体調を戻すぞ!…と心に決めて床に就いたら、本当に夕方前まで熟睡してしまいました。
風邪はだいぶ落ち着いてきた気もするのですが、まだ微妙にモヤモヤとした感じです。
取り急ぎ今日はポストカード取扱店様への納品対応など。
なにぶん全て私一人でやっているので、特に締切前後や出張中など、お待たせしてしまう場面も出てしまうのは全く心苦しい限りです。
----おしらせ----
【作品掲載】えちぜん鉄道「平成30年版カレンダー」発売中!>>詳細はこちら
【作品掲載】季刊『スロウ』2017秋号10/25より発売!>>詳細はこちら
Posted by イラストレーター鈴木周作 at
23:55
│宮の森日記〜日々の出来事〜
2018年01月23日
宮の森日記●無事完成!
思わぬ風邪とか、内容の練り直しとか、ちょっとバタバタしてしまいましたが、どうにか間に合わせることができました。
校正などの作業はまだ残ってはいるものの、とりあえず今夜は枕を高くして寝られそうです。
完成したばかりの原画を中央郵便局の「ゆうゆう窓口」から投函して、帰る頃にはもう日付が変わってしまっていました。
ライトアップの終わったこの時間の時計台もなかなか良い雰囲気です。
----おしらせ----
【作品掲載】えちぜん鉄道「平成30年版カレンダー」発売中!>>詳細はこちら
【作品掲載】季刊『スロウ』2017秋号10/25より発売!>>詳細はこちら
Posted by イラストレーター鈴木周作 at
23:55
│宮の森日記〜日々の出来事〜
2018年01月22日
宮の森日記●昔の風景
見たこともない昔の風景なんて、どう頑張っても完璧に描けるものではありません。
でも言い換えれば、どんなに頑張っても完璧には描けないほど難しいのですから、それを気を抜いて適当に描いてしまったら、それこそ目も当てられないものになってしまうということです。
とにかく資料を漁って、自分なりに最善を尽くして、それでも至らぬ点が出てしまったら、それは次作の課題としてしっかり心に留めておくこと…。
「無知」や「未経験」、己がまだまだ「素人」であることを自覚するのは大切ですが、それを自戒とするか、開き直りの言い訳にするかで意味は全く違ってくるものだと思います。
今日も昔の写真をひたすら眺めて、「あ、この時代はこうだったんだ!」とひとつ発見がありました。
こういう仕事は日々勉強、気を抜くわけにはいきませんね。
----おしらせ----
【作品掲載】えちぜん鉄道「平成30年版カレンダー」発売中!>>詳細はこちら
【作品掲載】季刊『スロウ』2017秋号10/25より発売!>>詳細はこちら
Posted by イラストレーター鈴木周作 at
23:55
│宮の森日記〜日々の出来事〜
2018年01月21日
宮の森日記●札幌LRTの会
本当は締切間際に出歩いている暇はないのですが、ちょっと気になることがあったので「札幌LRTの会」の月例会に少しだけ顔を出してきました。
結果、いま描いている市電の絵に関して、どうしても拭えなかった疑問点がひとつクリアになったのですから、やっぱり無理してでも行ってきて良かったと思います。
四十路も半ばの私だって、この会の中ではまだまだ若手(笑)。
自分ひとりで無い知恵絞るよりも、やっぱりその道に詳しい先輩方のアドバイスを仰げるのはありがたいことです。
----おしらせ----
【作品掲載】えちぜん鉄道「平成30年版カレンダー」発売中!>>詳細はこちら
【作品掲載】季刊『スロウ』2017秋号10/25より発売!>>詳細はこちら
Posted by イラストレーター鈴木周作 at
23:55
│宮の森日記〜日々の出来事〜
2018年01月20日
宮の森日記●風邪
実は松山から戻ってきた途端に風邪をこじらせてしまいました。
おかげでここ数日、作業ペースが落ちているのは自分でも分かりますが、かと言って、ゆっくり休んで快復してから…などと悠長なことは言っていられません。
こういう状況だからこそ尚更、できる時に、できる作業を少しずつでも進めておかないと…。
大切なのは「無理しないこと」じゃなくて、「上手に無理すること」なのかな?…などと、つまらぬことをふと真面目に考えてしまいます。
----おしらせ----
【作品掲載】えちぜん鉄道「平成30年版カレンダー」発売中!>>詳細はこちら
【作品掲載】季刊『スロウ』2017秋号10/25より発売!>>詳細はこちら
Posted by イラストレーター鈴木周作 at
23:55
│宮の森日記〜日々の出来事〜
2018年01月19日
宮の森日記●優柔不断
締切間際に全く別の新しいアイディアが浮かんでしまった時、それを採るか採らないかの判断は本当に難しいものです。
とりあえず試してみて、もし気に入らなかったらやっぱり元通りに…などという時間的余裕はありませんから、とにかくどちらか一方に決めてしまって、あとはひたすら進めていくしかありません。
今回も結構ギリギリのところでしたが、どうにか新しいアイディアを盛り込めそうな道筋が見えてきたので正直ホッとしているところです。
オムライスのクーポン券につられて近所のレストランに行ってみたのですが、ドリンク&サラダをつけるなら、クーポンよりも通常のランチセットのほうがお得と判明。
でも、そんなにお腹は空いていないので、サラダ無しでドリンクだけでも良いのですが…それだと却って割高なのかな?
仕事であれ何であれ、判断を迫られる場面はやっぱりどうも苦手です(笑)。
----おしらせ----
【作品掲載】えちぜん鉄道「平成30年版カレンダー」発売中!>>詳細はこちら
【作品掲載】季刊『スロウ』2017秋号10/25より発売!>>詳細はこちら
Posted by イラストレーター鈴木周作 at
23:55
│宮の森日記〜日々の出来事〜
2018年01月18日
宮の森日記●保護フィルターとレンズキャップ
しばらく前に、愛用のフジフィルムX10のレンズ保護フィルターに傷をつけてしまいました。
このカメラ、フィルター取り付けネジの寸法が特殊なので、市販の汎用フィルターは使えないと訊いていたのですが、製造中止になって久しいモデルだけにメーカー純正品はもう手に入らないとのこと。
でも、ネットで調べてみると、コンマ2~3ミリほと違う「直径40ミリ用」でも大丈夫らしい…とあったので試してみると、全くガタもなくピッタリはまってくれました!
で、フィルターが替わったことで、メーカー純正の「かぶせ式」のレンズキャップも付けられなくなってしまったので、やはり汎用の、フィルターの内側にバネ式でカチッとはまるタイプのレンズキャップも一緒に買ってみたら、これもまた良い具合に収まってくれました。
純正品はちょっと緩めで外れやすく、しかも厚みがあって持ち歩くのが少々わずらわしかったのですが、新しいキャップは紐付きでカメラ本体にぶら下げておけるのも嬉しいところです。
怪我の功名で、むしろ使い勝手が良くなってしまいました。
そろそろ潮時かなぁ?…と時々考えてしまうX10ですが、まだしばらくは使い続けるしかなさそうですね。
----おしらせ----
【作品掲載】えちぜん鉄道「平成30年版カレンダー」発売中!>>詳細はこちら
【作品掲載】季刊『スロウ』2017秋号10/25より発売!>>詳細はこちら
Posted by イラストレーター鈴木周作 at
23:55
│宮の森日記〜日々の出来事〜
2018年01月17日
宮の森日記●NHK文化センター新さっぽろ教室
正月気分も抜けないうちに少し長めの旅に出てしまったので、なんとなく地に足がつかない日々がずっと続いているような感じでした。
いつもの絵画教室が始まって、ようやく普段の生活に戻れたような気がします。
「質問良いですか?」と生徒さんに訊ねられて、何かと思ったら「いつもブログに書かれているラーメン屋さんてどこですか?」。
皆さん、結構見て下さっているみたいですね(笑)。
----おしらせ----
【作品掲載】えちぜん鉄道「平成30年版カレンダー」発売中!>>詳細はこちら
【作品掲載】季刊『スロウ』2017秋号10/25より発売!>>詳細はこちら
Posted by イラストレーター鈴木周作 at
23:55
│宮の森日記〜日々の出来事〜
2018年01月16日
宮の森日記●来月の旅程
妙にスケジュールが厳しいなぁ…と思ったら、ひと月が28日しかないところに、絵画教室が1クラス増えて計5日になったのが結構響いているようです。
たった5日のことで…と笑われそうですが、そのたった5日が「あと1日ズレていれば…」というギリギリのところで旅程を遮ってしまうから不思議です。
ともかく、悩んでいるうちに飛行機が埋まってしまっては元も子もありませんから、そろそろ思い切って決めてしまわないといけませんね。
東京と、北海道内のちょっと遠方と、それから北陸方面と…行く先々は大体いつものパターンですが、それらを繋ぎ合わせて効率的に回れるような、アッ!と驚くような妙案はないものかと航空会社のWebサイトを睨んでいるところです。
----おしらせ----
【作品掲載】えちぜん鉄道「平成30年版カレンダー」発売中!>>詳細はこちら
【作品掲載】季刊『スロウ』2017秋号10/25より発売!>>詳細はこちら
Posted by イラストレーター鈴木周作 at
23:55
│宮の森日記〜日々の出来事〜
2018年01月15日
宮の森日記●旅の成果
旅から帰った後の「終わっちゃったなぁ…」という喪失感も、思えばもう忘れて久しい気がします。
1日2日の滞在ではそこまで気持ちも入りませんし、福井あたりになると「ウン、またすぐ行きますね!」という感覚ですし…(笑)。
もちろん、福井取材だって決して単なるルーティンワークになっているわけではなく、むしろまだまだ掘り下げることの大切さも重々理解しているつもりですが、でもこういう仕事を続けていくからには、時々は全く違う刺激も必要なんだなと思います。
松山で出会った風景を描くことになるのか、松山で得た刺激を福井や北海道の絵に活かすことになるのかはまだ分かりませんが、旅の記憶と資料写真は今のうちにしっかりと整理しておこうと思います。
----おしらせ----
【作品掲載】えちぜん鉄道「平成30年版カレンダー」発売中!>>詳細はこちら
【作品掲載】季刊『スロウ』2017秋号10/25より発売!>>詳細はこちら
Posted by イラストレーター鈴木周作 at
23:55
│宮の森日記〜日々の出来事〜
2018年01月14日
宮の森日記●松山最終日
いよいよ最終日…。
すっかり見慣れた電車のある風景も今日で見納めです。
この街では「坊っちゃん列車」とスターバックスが不思議と繋がりあっているようです。
今日の朝食はやはりスターバックス併設の「坊っちゃん列車ミュージアム」で。
ターミナル駅前の一等地だけに昼間はかなり混みそうですが、開店直後の早い時間だったので、食事も展示物もゆっくり楽しむことができました。
午前中は道後温泉近くの松山市立子規記念博物館で「全国路面電車サミット2018松山」の本会議。
松山での路面電車と街づくりの取り組みなど、色々興味深い話を聴くことができました。
只今、我らが「札幌LRTの会」吉見会長が札幌市電の現状について報告中です。
盛況のうちにサミットも終わり、あとはもう帰るだけです。
でも、最後にまだひとつ心残りが…。
そう、どうしてもこの小さい客車の「坊っちゃん列車」に乗ってみたかったのです!
一昨日乗った「坊っちゃん列車」は大型の客車のほうでしたが、やっぱり夏目漱石が乗ったのは年代的にこちらのタイプのはずですから…。
車内はまさに「マッチ箱」!
オーストリア・チロル州のシュヴァーツ銀山で乗ったトロッコを除けば、私がこれまで体験した中でも、間違いなく一番小さな「客車」です。
刺激満載、本当に楽しい松山でした。
初めての松山空港、初めてのB787…。
コードシェアではない「ANAの飛行機」に乗るのもこれが初めてだったかも知れません。
復路は飛行機でまっすぐ…と言っても新千歳直行便はありませんから、まずは羽田行きに搭乗です。
従来機に比べると、B787は機内の気圧だか湿度だかが改善されてより快適になったと訊いた記憶がありますが、なるほど、言われてみると確かに乗っていて幾分楽な気もします。
それよりも、私にとっては窓の広さのほうが嬉しいところで、いつかはエア・ドゥにも入ってくれないかなぁ…と秘かに期待してしまいます。
松山空港を離陸すると、「伊予灘ものがたり」で昨日通った海岸線が夕陽の方向に広がっていました。
またいつか訪れることができますように…。
ここまで来ると、もう「ただいま!」といった感じです。
旅の終わりの淋しさと、でも少しホッとした気持ちと…。
羽田空港第2ターミナルのこのレストランが、今の私にとっては「北斗星」の食堂車みたいなものなんですね。
急いでビーフカレーを食べ終えたら搭乗口に向かいます。
この旅最後のフライトはANAのB777…。
こういう大きな飛行機に乗るのも本当に久しぶりです。
----おしらせ----
【作品掲載】えちぜん鉄道「平成30年版カレンダー」発売中!>>詳細はこちら
【作品掲載】季刊『スロウ』2017秋号10/25より発売!>>詳細はこちら
Posted by イラストレーター鈴木周作 at
23:55
│宮の森日記〜日々の出来事〜
2018年01月13日
宮の森日記●伊予灘ものがたり
ここは北海道の某駅…と言っても通じそうなほど、伊予大洲は本格的な積雪でした。
友人のライターさんにも勧められて、JR四国ご自慢の観光列車「伊予灘ものがたり」に乗ってみることにしました。
とにかく行く先々、沿線の皆さんがしきりに手を振って見送ってくれます。
地域に愛されている列車なんですね。
「北浜駅」みたいな駅。
「駅長」と「福駅長」!?
ローカル線のあり方とか、地域振興とか、そういう仰々しい話は性に合いませんが、それでも色々なことを考えさせられる旅でした。
ともかく今日の記憶が薄れないうちに…。
気ままな旅はとりあえずここまで。
午後からはめいめい参集した「札幌LRTの会」のメンバーとも合流して、「全国路面電車サミット2018松山」の関連行事に回ります。
本当はこちらが旅の主目的…これまでの諸々はあくまで行きがけの駄賃だったはずですが、本音を言えばもうすっかり満腹気味です(笑)。
夜は「路面電車サミット」の懇親会。
懐かしい再会も多々あって有意義な時を過ごさせて頂きました。
そういえば、あの路面電車サミット福井大会からもう10年にもなるんですね。
あの時の福井でのささやかな御縁が、私の創作人生を少なからず変えることになったんだなぁ…と思うと、今でもつくづく不思議な気がします。
さて、今回の松山滞在ではどんな御縁があるのでしょうか?
絵の題材でも、人の繋がりでも、何かしら得られるものがあればと願うばかりです。
----おしらせ----
【作品掲載】えちぜん鉄道「平成30年版カレンダー」発売中!>>詳細はこちら
【作品掲載】季刊『スロウ』2017秋号10/25より発売!>>詳細はこちら
Posted by イラストレーター鈴木周作 at
23:55
│宮の森日記〜日々の出来事〜
2018年01月12日
宮の森日記●松山城
朝食はホテルよりも、街の人たちが普通に出入りするようなカフェで頂くほうが好みです。
それがこういうシチュエーションだったらもう言うことがありません。
道後温泉で迎えた朝は、「坊っちゃん列車」の出発準備を眺めながら…。
「坊っちゃん列車」に乗ろうとしたら団体で満席だったので、一計を案じて先行電車の最後尾に陣取ることに。
道後温泉から終点・松山市駅まで約20分、付かず離れずの続行運転で存分に楽しめました。
札幌のササラ電車を撮る時にも時々使う裏技です(笑)。
松山城を築き始めた加藤嘉明公は「賤ケ岳の七本槍」の一人…ということは、我らが柴田勝家公の仇になるんですね。
でも城が完成する前に会津に転封になったそうですし、いま残っている天守も幕末に再建されたものですし…。
まぁ、そういう諸々も含めて歴史って面白いんですね。
学生時代、単なる勉強としてではなく、そんな面白さに少しでも気付いていたら…と、今更ながらちょっと悔やまれます。
登城の道も、中に入ってからも、敵を欺く卑怯な仕掛けが色々あって嬉しくなります♪
大天守からの素晴らしい眺望!
こんな高いところにまで「坊っちゃん列車」の汽笛が聴こえてきました。
強烈な寒波の襲来で、この日の松山はとても四国とは思えないような厳しい冷え込みでした。
当然ですがガラス窓もない、吹きさらしの天守は震えるほどの寒さでしたが、見るもの触れるもの興味津々ですっかり長居してしまいました。
他にも色々市内を回ってみようかとも思っていたのですが、今日はもう松山城だけで大満足です。
道後温泉に戻る「坊っちゃん列車」に乗ろうとしたら、やはり団体で満席なので立席でもよければ…とのこと。
ちょっと迷いましたが、せっかくなので客車のいちばん前、デッキに出る扉のところに立ってみたら意外と面白い景色を眺めることができました。
もちろん、走行中は扉を開けることはできませんが、窓ガラス越しでもこんな具合で充分楽しめます。
むしろ内向きのロングシートに座っているよりも良かったかも知れません。
何事も、気持ちと発想の切り換えが大切なんですね。
夜になると雪が舞い始めました。
積もるほどではありませんでしたが、まさか松山まで来て雪を見ることになろうとは…。
----おしらせ----
【作品掲載】えちぜん鉄道「平成30年版カレンダー」発売中!>>詳細はこちら
【作品掲載】季刊『スロウ』2017秋号10/25より発売!>>詳細はこちら
Posted by イラストレーター鈴木周作 at
23:55
│宮の森日記〜日々の出来事〜