【札幌の水彩色鉛筆画家】 ~イラストレーター鈴木周作~ › 2018年01月14日
2018年01月14日
宮の森日記●松山最終日
いよいよ最終日…。
すっかり見慣れた電車のある風景も今日で見納めです。
この街では「坊っちゃん列車」とスターバックスが不思議と繋がりあっているようです。
今日の朝食はやはりスターバックス併設の「坊っちゃん列車ミュージアム」で。
ターミナル駅前の一等地だけに昼間はかなり混みそうですが、開店直後の早い時間だったので、食事も展示物もゆっくり楽しむことができました。
午前中は道後温泉近くの松山市立子規記念博物館で「全国路面電車サミット2018松山」の本会議。
松山での路面電車と街づくりの取り組みなど、色々興味深い話を聴くことができました。
只今、我らが「札幌LRTの会」吉見会長が札幌市電の現状について報告中です。
盛況のうちにサミットも終わり、あとはもう帰るだけです。
でも、最後にまだひとつ心残りが…。
そう、どうしてもこの小さい客車の「坊っちゃん列車」に乗ってみたかったのです!
一昨日乗った「坊っちゃん列車」は大型の客車のほうでしたが、やっぱり夏目漱石が乗ったのは年代的にこちらのタイプのはずですから…。
車内はまさに「マッチ箱」!
オーストリア・チロル州のシュヴァーツ銀山で乗ったトロッコを除けば、私がこれまで体験した中でも、間違いなく一番小さな「客車」です。
刺激満載、本当に楽しい松山でした。
初めての松山空港、初めてのB787…。
コードシェアではない「ANAの飛行機」に乗るのもこれが初めてだったかも知れません。
復路は飛行機でまっすぐ…と言っても新千歳直行便はありませんから、まずは羽田行きに搭乗です。
従来機に比べると、B787は機内の気圧だか湿度だかが改善されてより快適になったと訊いた記憶がありますが、なるほど、言われてみると確かに乗っていて幾分楽な気もします。
それよりも、私にとっては窓の広さのほうが嬉しいところで、いつかはエア・ドゥにも入ってくれないかなぁ…と秘かに期待してしまいます。
松山空港を離陸すると、「伊予灘ものがたり」で昨日通った海岸線が夕陽の方向に広がっていました。
またいつか訪れることができますように…。
ここまで来ると、もう「ただいま!」といった感じです。
旅の終わりの淋しさと、でも少しホッとした気持ちと…。
羽田空港第2ターミナルのこのレストランが、今の私にとっては「北斗星」の食堂車みたいなものなんですね。
急いでビーフカレーを食べ終えたら搭乗口に向かいます。
この旅最後のフライトはANAのB777…。
こういう大きな飛行機に乗るのも本当に久しぶりです。
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Posted by イラストレーター鈴木周作 at
23:55
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