さぽろぐ

写真・芸術  |札幌市中央区

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2017年10月27日

宮の森日記●丸と六角


 「アルブレヒト・デューラー(水彩色鉛筆)とポリクロモス(油性色鉛筆)って使い勝手は違いますか?」
 大丸藤井セントラルさんに色鉛筆を買いに行ったら、店員さんにそう訊ねられました。
 両方の色鉛筆の同じ色を同時にレジに持って行ったので、ちょっと不思議がられたのかも知れません。

 同じファーバーカステルの製品でも、水に溶ける・溶けないの違いだけでなく、芯の硬さや色の乗り具合など、やっぱりそれぞれの個性があるようです。
 もちろん、私はあくまでデューラーがメインですが、その個性の違いを活かして、実はある特定の場面に限っては時々油性を併用することがあります。
 そういう時、同じメーカーだと色が完全に揃ってくれるので、ポリクロモスも何色かは常に手元に置くようにしているんですよ…と、そんな話を少しだけさせて頂いたら、「なるほど!」と納得して下さったようです。

 軸が丸いのがポリクロモス、六角形なのがデューラー。
 同じ色でも、持った瞬間に分かるのでまず間違えることがないのも有難いところです。



【札幌の水彩色鉛筆画家】 ~イラストレーター鈴木周作~
https://suzuki-syusaku.com  



Posted by イラストレーター鈴木周作 at 23:55宮の森日記〜日々の出来事〜